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「系外惑星と太陽系 ー 地球中心主義から脱せよ」 [本と映像・音楽の話]

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 「ボイジャー1号、データ転送にいまだ問題–地球から240億km、解決に時間」(2024年2月16日、UchuBiz)が報じられました。データ転送に関する問題が解決されることを強く願っています。

 「天文学の革命的な進展により,いまや太陽系外に数千個もの惑星が発見されている.想像を超えた異形の星たち.ホット・ジュピターエキセントリック・ジュピタースーパー・アース.その姿は,太陽系とは何か,地球とは何かという根本的な問いへとわれわれを誘う.「天空の科学」が明らかにする別世界の旅へ.」と内容紹介される 井田茂 (著)「系外惑星と太陽系 ー 地球中心主義から脱せよ」(2017年、岩波書店)をBOOKOFF 豊田朝日店で入手しました。
(税込470円→税込110円)

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「第二の地球を探せ! ー 「太陽系外惑星天文学」入門」 [本と映像・音楽の話]

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 「「宇宙には生命の存在する惑星があり、その中には地球人より優れた知能を有する生命体がいても不思議ではない」と考えています。」と立花隆 / 佐藤勝彦 / 長沼毅 / 皆川純 / 菅裕明 / 山岸明彦 / 重信秀治 / 小林憲正 / 大石雅寿 / 佐々木晶 / 田村元秀 (著), 自然科学研究機構 (編)「地球外生命 9の論点 ー 存在可能性を最新研究から考える」(2012年、講談社)について触れたblogの中で書きました。

 「私たちはどこからきたのか、私たちは何者か、そして、私たちはどこへ行くのか――。いま、私たちは人類の永遠の問いに科学的に答えられる「第二の地動説」革命の時代に生きている。それは、1995年、太陽系外惑星の発見という歴史的な出来事によって始まった。 天文学の歩みと、系外惑星の発見に情熱を注ぐ「プラネット・ハンター」たちの熱いドラマを交え、数々の観測法を分かりやすく紹介。 地球に似た惑星は、銀河系、あるいは宇宙全体でどれくらいあるのか、地球以外にも生命は存在するのか――。21世紀を牽引する科学分野のひとつ、太陽系外惑星研究の第一人者が伝える天文学・惑星科学の最先端。」と内容紹介される 田村元秀 (著)「第二の地球を探せ! ー 「太陽系外惑星天文学」入門」(2014年、光文社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
(税込385円→税込110円)

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「これからの「正義」の話をしよう」 [本と映像・音楽の話]

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 社会正義とは、法の下の平等や同一労働同一賃金などの社会の常識から考えて正しい道理のことを指し、2008年に社会正義の必要性を啓発するための国際デーとして国連総会によって2月20日が「世界社会正義の日」として制定されたとのことです(リンク先はPR TIMES MAGAZINE)。

 「1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正なことだろうか? 前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるのだろうか――。 つまるところこれらは、「正義」をめぐる哲学の問題なのだ。社会に生きるうえで私たちが直面する、正解のない、にもかかわらず決断をせまられる問題である。 哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。 アリストテレスロックカントベンサムミルロールズ、そしてノージックといった古今の哲学者たちは、これらにどう取り組んだのだろう。彼らの考えを吟味することで、見えてくるものがきっとあるはずだ。 ハーバード大学史上最多の履修者数を記録しつづける、超人気講義「Justice(正義)」をもとにした全米ベストセラー、待望の邦訳。」と内容紹介される Michael J. Sandel (原著), 鬼澤忍(訳)「これからの「正義」の話をしよう」(2010年、早川書房)をBOOKOFF 16号野田店で入手しました。実は文庫判の「これからの「正義」の話をしよう」(2011年、早川書房)も入手していたのですが、ハードカバーで帯がつき、使用感も少なかったこと、そして負担にならない販売価格から、つい・・
 書籍判は380ページ、文庫判は475ページ、フォントサイズ、文字間(約3.2mm)、行間はほぼ同じ。文庫判は薄い紙を用いることで、書籍版のハードカバー部を除いた厚さより若干、薄い厚さを実現しています。
(税込370円→税込210円、税込520円→税込110円)

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「ザ・交通事故」、「交通事故学」、「高齢者の交通事故と補償問題」 [本と映像・音楽の話]

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 「交通事故死ゼロを目指す日」の実施について(平成20年1月11日、内閣府)で2月20日、4月10日、9月30日が「交通事故死ゼロを目指す日」と設定された平成20年は2月20日が「交通事故死ゼロを目指す日」に含まれたようですが、現在、Web検索すると2月20日は対象外のようで上記の実施に関する文中の「なお、平成21年以降については、本年の実施状況を踏まえ、検討することとする。」で対象外になったようです。
 「ハードル高い危険運転適用、法定100キロ超過で「過失」も…交通事故遺族「適切に処罰を」」(2023/08/22、読売新聞オンライン)は、国道を法定速度の100km/hrオーバーして走行してオートバイに追突してライダーを死亡させた自動車運転手が過失運転致死の罪で、危険運転致死傷が適用されないことに対して問題を指摘するものでした。他に危険運転致死傷が適用されない多数の事故があることに強い憤りを感じています(平成27年版 犯罪白書で危険運転致死傷罪の歴史解説あり)。裁判官達を100km/hr以上の速度で自動車が走行する道路のすぐ傍に立たせ、「この道路を横断することを考えてください」と速度に対する恐怖を実体験させる必要があるのでは考えています。

 「年間の交通事故件数80万件*。事故は起こさないにこしたことはない。だが、起こしてしまってから始まる問題は多々ある。本書では、特に起きてしまった交通事故の後処理の段階で出てくるさまざまなケースを浮かび上がらせている。損保会社と「自算会」(自動車保険料率算定会)の実態、警察捜査への不信、命の値段を電算機でのみはじき出す示談交渉のかけひき、タクシー事故処理係の極意まで、迫真のドラマを満載。」と内容紹介される 別冊宝島編集部 (編)「ザ・交通事故」(1999年、宝島社)をBOOKOFF 16号野田店で入手しました。

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「ファーウェイと米中5G戦争」、aiwa tab AB10L [2. 道具(PC)]

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 トランプ氏がことしのアメリカ大統領選挙の活動の中で「十分な軍事費を負担しないNATOの加盟国は、ロシアからの攻撃を受けたとしても防衛しない」と大統領在任中の発言を紹介したことが報じられました(2024年2月13日、NHK NEWS WEB)。2016年の大統領選でヒラリー・クリントン氏がドナルド・トランプ氏を得票数で上回りましたが、獲得した選挙人数が下回り、大統領選挙で敗北しました。ヒラリー・クリントン氏に対するフェイクニュースの影響もあったのではと考えられます(フェイクニュースの出どころはロシアの関与も・・)。

 「なぜトランプ政権は、中国・ファーウェイを執拗に叩くのか? そこには5G時代のハイテク技術覇権を米中どちらが握るかという戦いがある。 目前に迫った5G時代。いままでの4Gよりも圧倒的な超高速、大容量、低遅延、多接続を実現する5Gの出現は、社会の姿を大きく変える。 その5Gで現在トップを走っている企業が、中国・ファーウェイ。 このままでは現在優位に立っている技術覇権の座を中国に奪われることに強い危機感を覚えたトランプ政権内の「軍事強硬派」が仕掛けたのが、ファーウェイ叩きの真相だ。 日本も無関係ではいられない今後の世界経済の趨勢を握る米中ハイテク戦争の行方とは。 ファーウェイ本社への直撃取材、米中の間で揺れる欧州の動向、世界半導体製造の命運を握る台湾の動向を含め、問題の核心を徹底検証する。」と内容紹介される 近藤大介 (著)「ファーウェイと米中5G戦争」(2019年、講談社)をBOOKOFF 埼玉三郷店で入手しました。
 私もHuaweiのMediaPad T2 7.0 Pro のユーザーです。入手したのは2018年4月のblogのように放送大学のFM放送によるラジオ授業が2018年9月末に終了することから「SIM対応のタブレットを入手してデータ通信用SIMを入手してradiko.jpを・・」でした。そのradiko.jpでの放送大学ラジオの配信が2024年3月31日で終了します (T_T) 日本の行政が教育分野への支出を削減している姿が見えてきます。

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「生命の星の条件を探る 」 [本と映像・音楽の話]

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 「東大・宇宙生命学の気鋭の学者が放つ大胆な仮説 「もしも、地球にある水の量を今の10分の1に減らしたら何が起こるだろうか」 本書の著者である阿部豊氏は、その妻阿部彩子氏の研究ジャンルで利用される大気循環モデルを、生命の星の条件を探ることに利用することを思いつきます。 大気循環モデルはコンピューターのシミュレーションモデルで、地球の将来の気象条件を探るために開発されたものでした。 2011年に『アストロバイオロジー』誌に連名で発表された論文は、世界中で引用されることになる衝撃的な結論を示していました。 水の量を10分の1に減らしたほうが、生命の星としての地球の寿命はあと30億年伸びるというものだったのです。 本書は、このように、著者の研究テーマである、「地球以外に生命の星はあるのか」について、様々な大胆な仮説から迫っていくものです。(略)」と内容紹介される 阿部豊(著)、阿部彩子(解説)「生命の星の条件を探る 」(2015年、文藝春秋)をBOOKOFF 16号柏店入手しました。
 阿部豊氏が筋萎縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら2018年1月1日に逝去されたことはとても残念です。
(税込370円→税込110円)

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2024年2月18日 19:36の月 [天体観察(デジスコ 他)]

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 2024年2月17日は夜空が雲に覆われ、月撮影ができませんでしたが、2024年2月18日 19:36の月はLumix DC-FZ85でお手軽撮影できました。
 なお、月が天頂に近い場合、住処のベランダに三脚を置いての撮影は不可能なのですが、2023年12月のblogで紹介した改造した一脚を使うことでかなり天頂に近い月も撮影できるのですが、本日はカメラ本体を落とさないように注意して手摺の外に一脚を出して位置決めすることで撮影できました。

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「三つの石で地球がわかる ー 岩石がひもとくこの星のなりたち」 [本と映像・音楽の話]

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 日本の探査機「はやぶさ2」は2020年に小惑星「リュウグウ」からおよそ5.4グラムの砂などのサンプルを採取して持ち帰りました。そして3日前の2月15日、NASAの探査機OSIRIS-REx が地球と火星の間の軌道を回る小惑星「ベンヌ」で砂などのサンプルを採取して持ち帰った量が121.6グラムだったことが報じられました(NHK NEWS WEB)。

 「石の名前はとかく、ややこしい。それは「水の惑星」地球が、最も石の種類が豊富な「石の惑星」でもあるからだ。せっかくの石の深さ、面白さを、ややこしいからと知らないでいるのはあまりにも、もったいない。実は複雑に見える石の世界は、たった三つの石の名前を覚えるだけで、驚くほどすっきりと頭に入ってくる。そしてこの地球の意外ななりたちまで理解できてしまうのだ。では、その三つの石とは? 日本一やさしい石の入門書。」と内容紹介される 藤岡換太郎 (著)「三つの石で地球がわかる ー 岩石がひもとくこの星のなりたち」(2017年、講談社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
(税込715円→税込110円)

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「地球惑星科学入門 [第2版]」 [本と映像・音楽の話]

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 1930年2月18日にアメリカの天文学者であるクライド・トンボーが太陽系第9惑星「冥王星」を発見したことから2月18日は「冥王星の日」とのことです(リンク先はPR TIMES MAGAZINE)。2006年の国際天文学連合の「惑星の定義委員会」の惑星の定義により冥王星が準惑星に分類されたこと、そしてそのニュース映像の中で渡部潤一先生の姿があったことを今も思い出します(早稲田大学の科学技術ジャーナリスト養成プログラムで学んでいた時、そのMAJESTy Seminarだったと思いますが、渡部潤一先生の講演を聴講しました)。

 「北海道大学の教員49名が総力を挙げてまとめた,宇宙・太陽系・地球の最新の知識を得るとともに,火山・地震・土砂災害などの自然災害や環境問題、エネルギー問題などと地学との関わりを学ぶための「基礎地球惑星科学」の教科書。2010年に初版を刊行し,好評で増刷を重ねている教養教科書の第2版。「銀河と恒星」についての新たな章を設けると共に,2011年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)について言及した。また一部の内容や数値を最新の知見に基づいて修正した。 本書は全34章からなる。第Ⅰ部「固体地球の構造と変動」,第Ⅱ部「地球の歴史と環境の変遷」,第Ⅲ部「大気・海洋・陸水」,第Ⅳ部「宇宙と惑星」と地球惑星科学の広い分野を網羅しており,北海道大学の関連分野の教員49名が執筆にあたっている。地球惑星科学を初めて学習する大学初年時における全学教育あるいは一般教育の教科書としてだけではなく,地球惑星科学分野や地球環境科学分野の学部学生の入門書,あるいは文系学生の教養書としても最適である。(略)」と内容紹介される 在田一則竹下徹見延庄士郎渡部重十 (編著 )「地球惑星科学入門 [第2版]」(2015年、北海道大学出版会)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
(税込2,200円→税込220円×80%)

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焼き芋の甘さ [3. 記事]

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 近くの食料品店の入り口から入ったすぐ右側に焼き芋2本の入った袋が売られていました。ホッカホカの暖かさに、つい、「お買い上げ」をしてしまいました。
 久し振りの焼き芋に「こんなに甘かったんだ (^_^) 」と驚かされました。そしてWeb検索して「「焼き芋」の甘さの秘密」(「化学と教育」(67巻7号、2019年);リンク先はpdfファイル)を見つけました。疑問に思ったことをすぐ調べられる環境になるとは四半世紀前には・・

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