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OSIRIS-RExの回収カプセルの無事の帰還 [宇宙]

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The sample return capsule from NASA’s OSIRIS-REx mission is seen shortly after touching down in the desert, Sunday, Sept. 24, 2023, at the Department of Defense's Utah Test and Training Range. The sample was collected from the asteroid Bennu in October 2020 by NASA’s OSIRIS-REx spacecraft. Credits: NASA/Keegan Barber

 NASAの小惑星探査ミッション OSIRIS-REx は小惑星 101955 Bennuでサンプルを採取して帰還の途につきました。9月24日、サンプルを収めた回収カプセルが大気圏へ再突入して無事に帰還しました。
 これからの研究で得られるものが楽しみです。

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「ラジオ深夜便」の【シリーズ宇宙】 [宇宙]

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 10月6日の午前1時台の「ラジオ深夜便」で【深夜便アーカイブス】として「視力6000で宇宙に挑む」を元・国立天文台チリ観測所上席教授の長谷川哲夫先生のお話により聞くことができました(チリ滞在中に逝去された森田耕一郎教授のお話の部分では感情が高まってしまいました。「視力6000で見る宇宙」とする関連リンクを末尾に掲載します)。そして「ラジオ深夜便」の10月5~8日の午前1時台が【深夜便アーカイブス】の【シリーズ宇宙】として企画されたのは、10月4~10日が国連世界宇宙週間への対応であることが紹介され、「世界宇宙週間」のことを思い出しました (^_^;
 本blogへの掲載が遅れてしまいましたが、「ラジオ深夜便」は放送後から1週間、インターネットの「聞き逃し」サービスを利用できます(例えば10月5日午前1時台の放送は、10月12日午前2時まで聴取可能 )。なお、10月8日(金)に放送が予定されていた天文学者の渡部潤一先生による「宇宙をみんなのものに」(21.2.19 放送)は、2021年10月7日 22時41分発生の地震に対応する緊急放送で中止となりました。
 宇宙の好きな皆様の、参考となれば幸いです。

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NASA’s Ingenuity Mars Helicopter の飛行成功 (^_^) 、「DVD・BOOK NASA太陽系生命探査機 驚異の記録」 [宇宙]

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YouTubeの飛行する映像にリンクしています

 JPLのIngenuity Mars Helicopter 飛行成功が伝えられました (^_^)
 この飛行の成功について「探査領域の拡大」等、今後の火星探査の可能性を大きく広げるものであることが伝えられています。
 NASA’s Perseverance roverの走行跡が「Ingenuity Mars Helicopterをこの場所にセットして離れた位置から実験を撮影したんだなあ」を教えてくれます。

 「嬉しい!」


■ 「DVD・BOOK NASA太陽系生命探査機 驚異の記録」
 中冨信夫(監修・執筆)「DVD・BOOK NASA太陽系生命探査機 驚異の記録」(2005年、講談社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で見つけ、DVD58分というのが気になって入手しました(税込770円)。
 楽しめました (^_^)

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Mars Perseverance Rover が無事に火星に到着 (^_^) [宇宙]

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 NASAのMars Perseverance Rover の無事の火星への到着が報じられました (^_^)
 COVID-19の中、私にとって久しぶりの嬉しいニュースです。

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"LUNAR SOURCEBOOK" が Lunar and Planetary Institute からダウンロードできることを [宇宙]

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 Apollo計画後、2007年にJAXAによって打ち上げられた月周回衛星「かぐや」(SELENE)が月に関する大きな知見をもたらし、2019年1月には中国が世界で初めて月の裏側に月面探査機「嫦娥4号」を軟着陸させ、月面探査車「玉兔2号」による探査を行っています。そして2024年の有人月面着陸を目指してARTEMIS計画が進行しています。
 月や惑星を対象とした研究に関わっていたことがあり、先のblogのように上の H. H. Kieffer, B. M. Jakosky, C. W. Snyder, M. S. Matthews (編) "Mars" (1992, The University of Arizona Press)とG. H. Heiken, D.T. Vaniman, B. M. French (編) "LUNAR SOURCEBOOK - A user's guide to the moon -"(1991, Cambridge University Press)が書棚に入っています。
 "LUNAR SOURCEBOOK" のpdfファイル(約62MB)*:をLunar and Planetary InstituteのWebサイトから ダウンロードできるのを知りました。月の環境にご関心ある方、ご活用ください (^_^)

【追記】
*: 新しいリンク先は"LUNAR SOURCEBOOK"Lunar Surface Dataも参考となります。


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火星の地球への最接近と宇宙関係のイベント [宇宙]

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火星(2009年12月7日にFinePix F31fdとTS-613の組合せのデジスコで撮影)

 先のblogで10月3日に月と火星が接近することを書きました(雲でその姿は見られませんでしたが)。火星が10月6日に地球に最接近します(国立天文台(NAOJ))。
 UAEドバイ政府宇宙機関MBRSCの火星探査機「HOPE」がH-IIAロケット42号機で7月20日に打上げられ、火星に向かっています。7月23日に中国の火星探査機「天問1号」が打ち上げられ、火星に向かっています。そして7月30日、NASAの火星探査機 Perseverance を搭載したロケットが打ち上げられ、火星へ向かっています(ESAのExoMarsも当初、2020年の打ち上げを予定していましたが、2022年に延期となりました)。
 10月の宇宙関係のイベントとして次のものがあります。いずれもオンライン開催で新型コロナウイルスの影響を感じる一方、「多くの方にイベントに参加いただくためにこれも有効」となっています。


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Mars 2020 Perseverance Roverの打上げ [宇宙]

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 Mars 2020 Perseverance Roverが打ち上げられ、火星へ向かいました (^_^)
 7月31日のNHK おはよう日本で「NASA 新火星探査機・日本人技術者」としてMars 2020 Perseverance Roverの開発に加わった大丸拓郎氏から、火星ローバー開発現場でのエピソードやNASAに就職した経緯、現在の開発等が紹介されたのを見て、嬉しくなってしまいました。
 7月20日にH-IIAロケット42号機により打ち上げられたUAEの火星探査機「HOPE」、7月23日に打ち上げられた中国のTianwen-1、そしてMars 2020 Perseverance Roverの3機が火星へ向かっています。新型コロナウイルスの影響で気持ちの沈むことが多いのですが、元気づけられます。

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日韓VLBIネットワークKaVA、高速ガス流を噴き出す巨大な赤ちゃん星たちの姿に迫る [宇宙]

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 2012年のblog地図と測量の科学館の敷地にあるVLBIについて書きました(2016年に運用終了)。
 国立天文台より、日本国内VLBIネットワークVERAと韓国天文研究院KASIで運用の韓国VLBIネットワークKVNとの共同研究ネットワークKaVA (KVN and VERA Array)による大規模観測プログラムのうちの1つの星形成研究のプログラムで、国際共同プロジェクトのアルマ望遠鏡ALMAのデータとも組み合わせ、大質量星団形成領域G25.82-0.17における複雑なアウトフローの構造について初めて解明したことが報じられました。
 少女像の前に誰かがひれ伏している像がおかれたニュースより、このような国際協力のニュースにもっと接したいものです。

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「トランジスタ技術」(2020年1月号)を特集で購入 [宇宙]

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 先日、書店へ行き、『ラジオライフ』(2020年1月)第2特集 Windows7のサポート期限が迫る今こそ見直そう「PCセキュリティの強化書」が気になって購入しましたが、併せて『トランジスタ技術』(2020年1月)もその特集が気になって購入しました。
 トラ技の特集の第1章は「宇宙機軌道シミュレータ NASA's Eyesほか」で、「1) 人工衛星の軌道や位置情報をチェック CelesTrak」、「2) NASAが打ち上げた太陽系探査機や、系外惑星をチェック NASA's Eyes」、「3) NASAが公開している惑星の位置情報や物理定数をチェックHORIZONS System」が紹介されています。別冊付録「世界の定番OPアンプで作る実用アナログ回路集」も「昔、OPアンプを勉強したことがあったなあ」で購入を後押ししました(同書には「宇宙ロケットMOMO 開発深堀体験」も連載されています)。
 以前のblogで「トランジスタ技術」(2019年1月号)特集「物理大実験! 宇宙ロケットの製作」付録「宇宙ロケット開発体験DVD」から、『トランジスタ技術』(2019年2月号)特集「みちびき×GPS! 世界最強1cmナビ体験DVD」から、『トランジスタ技術』(2019年6月号)特集「ボイジャーに学ぶ 超長距離ディジタル無線」から、そして『トランジスタ技術』(2019年7月号)特集「月着陸船アポロに学ぶ確率統計コンピュータ」から入手したことを書きました。宇宙に関連する特集には弱い私です・・ (^_^;

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JAXAシンポジウム2019 「JAXA Begins New Era」(2019年7月16日、有楽町朝日ホール) [宇宙]

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 過去、JAXAシンポジウムに何度か参加したことを本blogで書きましたが、7月16日、有楽町朝日ホールでJAXAシンポジウム2019 「JAXA Begins New Era」が開催で参加してきました。
 第一部のJAXA事業報告の「H3ロケットの開発」、「『はやぶさ2』現状報告」、とても興味深く聴講できました。
 第二部のパネルディスカッション「宇宙開発とサブカルチャー “宇宙と創造力のランデヴー”」は従来のJAXAシンポジウムになかったテーマで最初のうちは「どうなるかな?」と少し心配したのですが、國中先生がはやぶさ2の帰還後のサンプルの分析に対する夢を話されたり、金井宇宙飛行士がISSでの生活を話されるなどもあり、とても楽しめました。

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