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IKEAのガラス棚 LINJALの取付ネジが外れ、修理 [住居]

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 先日、洗顔しようと洗面所に入ったら2012年のblogで紹介したIKEAガラス棚 LINJAL(現在、販売完了)が洗濯機の上に載っている状態を目にしました(その直後は撮影しないで LINJALを外してしまいました。そこで直後の LINJALの傾いた状態を左端をタオルと一脚で支えて再現したのが上の写真。右側のネジが完全に外れずにひっかかっていたため、LINJALは落下して割れないですみました)。

【原因】
 ガラス棚 LINJALの2012年の取付、以前に取り付けられていた棚のビス穴を利用しました。ガラス棚 LINJALが外れたのはネジを取り付ける壁のコンクリート側の鉛製のプラグが壁から外れたのが原因でした。そのプラグにはコンクリートの粉が付いていて耳そうじ用の綿棒をプラグがついていた穴に入れて耳そうじのようにして取り出してみると綿棒にコンクリートの粉がついていました。プラグは取り付ける穴を掃除した上で取り付けることが必要ですが、それがなされていなかったため、プラグのコンクリートとの一体化がもうひとつで、ガラス棚 LINJALの取付けはネジに常時、引張応力がかかっていたため、コンクリートプラグが抜けてしまったと推定されました。

【修理】
 ネジ穴の径は約6mm、コンクリート側の深さは約35mmと50mmで「これにあうプラグを」で、まず、「偏芯プラグ スレンレス」(サイズ トラス6 x 30)を入手しました。壁側のコンクリート穴を綿棒で掃除し、樹脂製のプラグを打ち込みました。ただ、コンクリートに打ち込んだ後の樹脂製のプラグの穴にネジは太すぎたようで、結局、「ステントラスタッピング」(サイズ 4 x 16)を使うことで固定できました。
 なお、当初、トラス6 x 30を組合わせることを想定してガラス棚 LINJAL側の穴をリーマーを用いて拡大してしまいました。「まあ、穴側は若干、余裕があった方が取り付けしやすいから」です。
 そして無事にガラス棚 LINJALが復活し、バスタイルなどを置けるようになりました。

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エレベーター・リニューアル工事完了 [住居]

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2023年のエレベーター・リニューアル工事前の1階のエレベーター乗場

 住処は敷地内に2棟が建つ集合住宅の中にあり、その2棟のエレベーターのエレベーター・リニューアル工事が2月16日から開始され、3月15日に完了しました。その工事により「戸開走行保護装置」が設備され、建築基準法施行令の一部改正(2014年4月1日施行)に対する耐震対策が施され、これらの未実施のためにエレベーターの検査の都度、『既存不適格』とされていたのが解消されました。加えて2017年9月にかご室から外部への連絡装置についての判定基準が見直されたことに対応して1階のエレベーター乗り場のかご室内を表示するモニターテレビの下方にインターホンBOXが新設され、かご室内に何かあった場合、1階乗場のモニターを見ながらかご室内と連絡できるようになりました(写真下)。また、エレベーターを駆動するのは従来の誘導モーターから永久磁石式(PM)モーターとなり、それまでの6.5kWから3.9kWの電動機容量となり、省エネ化されました。その他、かご操作盤液晶表示が4カ国語対応の最新のものとなり、操作ボタンも新しくなりました。
 エレベーター・リニューアル工事、各エレベーターで終日連続停止が8日間でその前後に時間帯停止が7日間ほどあり、時間帯停止は「家族のデーサービスの送り迎えの時間に配慮して欲しい」との要望に対応して午前 10 時から午後 4 時(但し、作業の進捗状況により、午後6時以降に時間帯停止の作業有り)で実施されました。また、終日連続停止期間中、ショートステイをご利用いただいた居住者もいらっしゃいました。管理組合はエレベーター停止期間中、ベビーカー置場を準備する等の対応をしました。そして何よりも居住者の協力があってエレベーター・リニューアル工事が無事に完了したものと思います。

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階段室に手摺 [住居]

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2010年の階段室

 上の写真は約14年前の住処の集合住宅の階段室。手摺がついていませんでした。「手摺がないと階段の上り降りの辛い人が・・」と考えて手摺の設計をし、第2回大規模修繕工事(2011年)の検討段階で提案し、工事仕様書に反映されました。
 手摺の設計は階段が避難通路として必要な120cmの幅を確保できることを前提に取付可能な場所と納まりを検討することから始め、方向性が決まった段階で「既製品をできる限り利用して工事にかかる費用を抑えよう」で日中製作所のビニールハンドレールの部品(その取付構造から現地調整がしやすい)を利用し、製作物は支柱とその支柱を階段の側面で支えるブラケット、および手摺の最上部で衣類などが引っ掛からないように日中製作所の部品とアルミ板を組合わせた部品(写真下)となりました(予算の厳しい開発物の機械設計をしていたことから「流通する商品知識を得て機械加工する部品は最小限にとどめてコスト削減」が習い性)。また、設計する場合、周囲の構造物とのデザインバランスも重要と考え、アルミ角材が階段に使用されているから「デザインは単純に」もありました(機能優先)。

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住処の集合住宅の屋上防水はアスファルト防水【高耐久仕様】APEX [住居]

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住居棟の屋上防水

 住処の集合住宅の2020年度の管理組合の理事長から依頼され、保全工事について管理組合役員会へ助言するアドバイザー部会のメンバーとなりました。その年度の保全工事に屋上防水改修工事が含まれ、総会議案の基となる工事見積書を調べると今日の屋上防水の最上階の居住者の住環境の断熱性能の向上による改善や屋上防水の長寿命化の要求に対応していないことがわかりました(誰がその議案を作成したのか・・)。田島ルーフィング(株)「サーモコントロール断熱改修 オフィシャルガイド&データBOOK」に「実建築物での効果検証実験」より、断熱材厚さ25mmに対して断熱材厚さ50mmでは夏場、コンクリート下面の温度を約2℃低くできることが紹介され、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)が2017年に施行され、それに対応する断熱材厚さとして千葉県では断熱材種類Eで60mm、ギルフォーム(田島ルーフィングの商品名)で50mmが指定されていることを確認しました。そこで屋上の断熱材を従来の25mmから50mmとして断熱性の向上を図り、さらにアスファルト防水【高耐久仕様】APEXを採用して屋上防水の保全工事に必要な長期的な観点からの総費用を大幅低減する工事仕様書(住居棟だけでなく、店舗棟、ポンプ室、電気室等の防水改修を含む)を田島ルーフィーング(株)の協力を得て作成しました。

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「温白色」、そして外灯更新工事を思い出す [住居]

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エバーライト 50(パナソニック)による外灯

 3月25日は「電気記念日」で、明治11年(1878年)3月25日に工部省電信局が電信中央局を設け、その開局祝賀会を東京・虎ノ門の工部大学校の講堂で開催した際、その天井に設置されたアーク灯を点灯したことに由来するとのことです(リンク先は日本電気協会)。
 アメリカ合衆国へ初めていった時、照明の色温度が異なることに気付き、それまで単純に「明るければよい」と考えていたのが、「色温度も重要」に変わりました(仕事部屋には昼光色、暖かな家の雰囲気を演出するには電球色、etc...)。それが先のblogのように照明に関する本を集めることに繋がっているようです。そしてPanasonicのWebサイトの「「電球色」「昼白色」「昼光色」とは?LEDライトの種類と正しい選び方」から「温白色」(3500K)という分類があることを初めて知りました。

 先のblogで住処の集合住宅の集会室の天井照明のLED化に関与したことを書きました。住処の集合住宅には敷地内に外灯が20灯設置されています。2014年度の外灯更新工事で本記事の冒頭の写真のエバーライト 50(パナソニック)を組み合わせた外灯に外灯ポールを含めて更新工事が行われ、その基本設計(外灯の更新が主ですが、防犯対策や歩道への照射を考慮して設置位置の変更を含む)をしました。

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住処の集合住宅の集会室の天井照明のLED化 [住居]

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集会室の蛍光灯の天井照明

 私の住処の集合住宅の敷地内にある集会所の集会室の天井照明は40Wの蛍光灯が未だに使用されていました。写真上のように色温度が異なる蛍光管が混在し、斜め天井で約4mの高さもあって蛍光管の更新は容易でないことから「LED化を」と管理組合役員会に提案しました。そして集会室の9台の40Wの蛍光灯がアイリスオーヤマの直管LEDランプ ECOHiLUX HE190S (片側給電) LDG32T・N/14/25/19SP/Cに更新の電気工事(蛍光灯の安定器を回路から外す処理の上、直管LEDランプを取付)が行われました。
 一般蛍光灯(40W)の場合、安定器を含む消費電力は約45Wとのことですが、使用した直管LEDランプの消費電力は14 W ~ 15 Wで約1/3に省エネ化が図れました。なお、既存の蛍光灯器具の安定器の回路を外すことで蛍光灯から直管LEDランプに交換する製品で外観的にあまり変わらないことから「LED化されたことを気づかない人も・・」となりました、それはそれでいいのですが・・

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住処の玄関ホールの物入れの姿見 [住居]

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 2009年のblogで私が住む集合住宅を対象として執筆した「コープ野村南流山弐番街:リフォーム・マニュアル」を紹介しました。その中の「6. 建築仕上げ」の「(3) 建具」の「a. 室内ドア」で「ドアは面積が広く、ドアの交換のみでも居室のイメージチェンジが図れます。また、南流山弐番街の標準のフラッシュドアのようにステンレス製の丸ノブを使用の場合、握力が必要となりますが、これをレバーハンドルに交換することで軽い力でドアを開けられるようになり、使い勝手が改善されます。」として私の住処の白のフラットタイプのドアを木目調の1枚パネルの落とし込みタイプでレバーハンドルの室内ドアに更新したことを書きました。ドアのカット、ノブの取り付け加工を依頼したのは仕事先に近いことで知ったジョイフル本田荒川沖店でした。
 リフォーム・マニュアルの表紙の写真は玄関ドアから廊下側を見たものですが、その右側に鏡を取り付けた扉の一部が写っています。それは玄関ホールの物入れの扉(57 x 179 [cm])に「姿見鏡(サイズ:36 x 156 [cm]を取り付けたものでした。姿見鏡はスタンドミラーのスタンド部分を取り外して、物入の扉の裏側から木ネジで姿見鏡の木製の縁(高さ 2 [cm])に固定したように記憶します。なお、物入れの扉を既存の白のフラットタイプを流用したのは「物入れの扉は壁の白いクロスと同色の方が広さを感じられる」がありました。

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『南流山弐番街通信』の最新号は水道光熱費の低減と換気設備、「生きのびるマンション ー 〈二つの老い〉をこえて」、「団地が死んでいく」 [住居]

 住んでいる集合住宅のリフォーム・マニュアルを作成したことを以前のblogで書きました。そして現在、その260戸の集合住宅向けにコミュニティ紙を半分、実験のつもりで発行し、配布しています。最新号(以下に紙面を紹介)は水道光熱費の節約、そして換気設備を中心にまとめました。2021年のblogで触れたように建築会社で仕事をしていた時代があり、電気設備、空調衛生設備の設計・見積・工事管理などについて学んだことが現在も役に立っています(設計の基本は変わらない分野でもありますが)。
 早稲田大学大学院 科学技術ジャーナリスト養成プログラムで学んだことを以前のblogで書きましたが、その実践といえるかもしれません。残念なのがある放送局に勤務されていた報道という分野では先輩といえる方も住まわれていたのですが、このコミュニティ紙の発行を思いつく前に亡くなられてしまったこと・・。「一緒にこれを制作できていたら」とつい考えてしまいます。

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キッチンの照明の改修 [住居]

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 キッチンの天井照明は器具のIB30050-2(Toshiba)のレフランプ形のLEDのLDR6D-W A9(オーム電機)を使っていることを2018年のblogで書きました。そのblogでの天井のクロス、実は「クロスの全面貼替は」で昔の蛍光灯跡を隠す形でPhotoshopで修正していました (^_^;
 以前の蛍光灯の取り付けのために天井にはM10の埋め込みボルト穴が30cm + 2mm位の間隔でありました。照明器具用の埋め込みボックスのボルト穴を利用した場合、照明器具の取り付け方向がキッチンのガステーブルや流し台の方向にうまく対応できないため、板を介して取り付けることにしました。
 そしてM10 x 25 の六角孔付きボルト(SUS)x 2本と30 x 90 cm (t15mm) の板を調達し、後者をクロスのカット跡を隠すように70cmの長さにカットし、ボルトを通す穴を2箇所あけてこれを組み合わせて以下のように固定しました。 

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ダイニングの照明をSOLHETTA LED電球(IKEA)に更新 [住居]

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 ダイニングの照明をIKEAのRYET LED電球(温白色(2700K)、出力5W;同等の明るさの後継LED電球はSOLHETTA )に更新したことを2017年のblogで書きました。
 最近、ダイニングテーブルで文字を読むことが増え、小さな文字が読みにくいことから(加齢の影響? (T_T))「白熱電球40W相当の現在のものから60W相当のLED電球を」でIKEA新三郷店へ行きました。そして照明器具売り場で白熱電球60W相当のSOLHETTA LED電球を見つけ入手しました(799円 / 2ピース)
 更新した結果、以前より文字が読みやすくなりました (^_^) なお、細かな作業を行うにはまだ十分な明るさとはいえないため、「面倒がらず、デスクライトを持ってきて併用を」です。

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