早稲田大学大学院 科学技術ジャーナリスト養成プログラム [科学技術とジャーナリズム]
早稲田大学大学院政治学研究科に科学技術ジャーナリスト養成プログラム(http://www.waseda-stj.jp/)ができ、2006年4月に第一期の学生を迎えました。本blogが科学技術ジャーナリズムの周辺について取り上げてきているのは、実は私もその学生となることになり、「予習」のつもりが半分です。
水面に映る大隈講堂
18、19歳の頃、バイトで着ぐるみに入っていて、一緒に働いていた劇団のメンバーに影響を受けました。どういう動物の着ぐるみに入ったかはもう思い出せませんが、着ぐるみに入いると「恥ずかしい」という気持ちはどこかへ行ってしまい、「子供に喜ばれる動きは・・・」などと、結構、その役になりきろうと真剣でした。そして自分の心が解放されたことを思い出します。
勤め人になってから、人事異動などによって仕事の内容が様々にかわりましたが、「その役をこなすには」と「役作り」の観点からいつしか仕事を見るようになりました。そして「役づくりに必要な知識は」という観点で勉強をするようになりました。仕事に追われると役という「着ぐるみ」を自分で脱ぐことができなくなり、ヘトヘトになってしまったこともありましたが、今は「経験」という引出しの中です。
倫理意識を含むジャーナリストという役作りに期待されるもの、就職を目的とした入学ではありませんが、それを考える場としてどのように理解を深められるか、楽しみです。
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