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「ザ・交通事故」、「交通事故学」、「高齢者の交通事故と補償問題」 [本と映像・音楽の話]

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 「交通事故死ゼロを目指す日」の実施について(平成20年1月11日、内閣府)で2月20日、4月10日、9月30日が「交通事故死ゼロを目指す日」と設定された平成20年は2月20日が「交通事故死ゼロを目指す日」に含まれたようですが、現在、Web検索すると2月20日は対象外のようで上記の実施に関する文中の「なお、平成21年以降については、本年の実施状況を踏まえ、検討することとする。」で対象外になったようです。
 「ハードル高い危険運転適用、法定100キロ超過で「過失」も…交通事故遺族「適切に処罰を」」(2023/08/22、読売新聞オンライン)は、国道を法定速度の100km/hrオーバーして走行してオートバイに追突してライダーを死亡させた自動車運転手が過失運転致死の罪で、危険運転致死傷が適用されないことに対して問題を指摘するものでした。他に危険運転致死傷が適用されない多数の事故があることに強い憤りを感じています(平成27年版 犯罪白書で危険運転致死傷罪の歴史解説あり)。裁判官達を100km/hr以上の速度で自動車が走行する道路のすぐ傍に立たせ、「この道路を横断することを考えてください」と速度に対する恐怖を実体験させる必要があるのでは考えています。

 「年間の交通事故件数80万件*。事故は起こさないにこしたことはない。だが、起こしてしまってから始まる問題は多々ある。本書では、特に起きてしまった交通事故の後処理の段階で出てくるさまざまなケースを浮かび上がらせている。損保会社と「自算会」(自動車保険料率算定会)の実態、警察捜査への不信、命の値段を電算機でのみはじき出す示談交渉のかけひき、タクシー事故処理係の極意まで、迫真のドラマを満載。」と内容紹介される 別冊宝島編集部 (編)「ザ・交通事故」(1999年、宝島社)をBOOKOFF 16号野田店で入手しました。
 「そもそも人間にとって、動くものの速度や距離の見積もりは苦手である。その上、心理や生理、環境によっても対応が違ってくる。だから、車の安全性能は年々進歩しても、ドライバーは相変わらずあれこれ間違え続ける。初心者とベテランの視線の違い、加齢によるミスマッチ、個人差のあるリスク敢行性――どうすればヒューマンエラーを防ぎ、安全レベルの高い運転ができるのか、交通心理学の知見をもとに徹底解説。」と内容紹介される 石田敏郎 (著)「交通事故学」(2013年、新潮社)はBOOKOFF 16号春日部庄和店で入手しました。
 「高齢者を排除しない共生社会の構築に向けて保険の役割を問い直す! いまや、交通事故死亡者の半数以上を高齢者が占める日本。 本書は、高齢者の交通事故への補償対策を通じて、これからの交通社会のあり方を考える。 経済学と法律学、実務家と研究者とのコラボレーションから生まれた最新の成果。」と内容紹介される 堀田一吉山野嘉朗 (編著)「高齢者の交通事故と補償問題」(2015年、慶應義塾大学出版会)はBOOKOFF 6号松戸馬橋店で入手しました。
 2012年のblogで「自動車に初めてはねられました。それも青信号で横断歩道を渡っている時に・・・。」を書きました。Facebookでの私の写真、その事故で病院に行った時に頭に被せられたキャップをしたものを未だに使っています、「あの時のことを忘れるな」という意味もあって・・

*:2023年中の交通事故発生件数は307,911件(交通事故発生状況 - 交通事故総合分析センター

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(税込110円、税込110円、税込220円)
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「交通事故死ゼロを目指す日」の実施について - 内閣府
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/zero/h19-zero.html
平成27年版 犯罪白書 第1編/第3章/第1節/1
https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/62/nfm/n62_2_1_3_1_1.html
ハードル高い危険運転適用、法定100キロ超過で「過失」も…交通事故遺族「適切に処罰を」 : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230822-OYT1T50062/
自動車保険の変遷と多様化について
https://waseda.repo.nii.ac.jp/record/12369/files/93062_394.pdf
統計表|警察庁Webサイト
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/koutsuu/toukeihyo.html
交通事故発生状況 - 交通事故総合分析センター
https://www.itarda.or.jp/situation_accidents
ザ・交通事故│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
https://tkj.jp/book/?cd=70162401
ザ・交通事故 / 別冊宝島編集部【編】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784796616249
石田敏郎 | 著者プロフィール | 新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/writer/4735/
石田敏郎 『交通事故学』 | 新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/book/610545/
研究者詳細 - 堀田 一吉
https://k-ris.keio.ac.jp/html/100001094_ja.html
山野 嘉朗 | 教員紹介 | 愛知学院大学法学部
https://law.agu.ac.jp/kyo/kyo/yamano/index.html
慶應義塾大学出版会 | 高齢者の交通事故と補償問題 | 堀田一吉 山野嘉朗
https://www.keio-up.co.jp/np/detail_contents.do?goods_id=2970
横断歩道で自動車にはねられる・・:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2012-09-16-1


ザ・交通事故 (宝島社文庫)

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  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2021/12/17
  • メディア: 文庫



交通事故学 (新潮新書)

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  • 作者: 石田 敏郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/11/16
  • メディア: 単行本



高齢者の交通事故と補償問題 (慶應義塾保険学会叢書 5)

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  • 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
  • 発売日: 2015/03/28
  • メディア: 単行本



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