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「今こそ平和を 戦争はいやだ ー 戦争裁判担当弁護士から」、「憲法判例集 [第11版]」 [本と映像・音楽の話]

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 「反戦・平和の裁判をたたかってきた実践と理論から危機にある平和憲法を守り活かす展望を示す渾身作!」と内容紹介される 児玉勇二 (著)「今こそ平和を 戦争はいやだ ー 戦争裁判担当弁護士から」(2022年、あけび書房)をBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。
 「憲法に関わる重要判例を新書サイズに凝縮。約160件の判例の「事実の概要」「争点」「判旨」を示し,適宜コメントを付して読者の便宜を図った。婚外子差別違憲訴訟,再婚禁止期間違憲訴訟など,近年注目の最高裁判決ももれなく収録。」と内容紹介される 野中俊彦・江橋崇(編著) , 渋谷秀樹 (補訂) 「憲法判例集 [第11版]」(2016年、有斐閣)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目にし、野中俊彦・江橋崇(編著)「憲法判例集 [第9版]」(2004年、有斐閣)について2022年のblogで触れましたが、「より新しい版だから」で入手しました。なお、最新版は2022年発行の12版であることを確認しました。

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「1945年のクリスマス ー 日本国憲法に男女平等を書いた女性の自伝」 [本と映像・音楽の話]

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 「23歳の若さで日本国憲法GHQ草案作成に参画し,現在の人権条項の原型を書いた女性の自伝。その後 ジャパン・ソサエティアジア・ソサエティなどでアジアの文化をアメリカに紹介する仕事に携わり,西洋と東洋の架橋となったその生涯を記録。」と内容紹介される Beate Sirota Gordon (原著), 平岡 磨紀子 (構成/文)「1945年のクリスマス ー 日本国憲法に男女平等を書いた女性の自伝」(1995年、柏書房)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。2022年のblogでオンライン展示 「ベアテ・シロタ・ゴードン展 ~日本国憲法に男女平等の思いを込めて~」(2022年3月31日~、国立女性教育会館のWebサイト)について触れ、URLアドレスは変わりましたが、リンク先で閲覧できることを確認しました。
 帯の「1997年エイボン女性大賞受賞」から、Web検索してエイボン女性大賞のことを知りました。
 NHK の朝の連続テレビ小説の「虎に翼」が4月1日から始まりました。番組の主人公のモデルとなる三淵嘉子氏が昭和4年に創設された明治大学専門部女子部法科へ昭和7年に入学され、男女差別の時代の中、弁護士となられ、裁判官への道に進まれていく内容です。先のblogのように連続テレビ小説「虎に翼」展と「女性法曹養成機関のパイオニア—明治大学法学部と女子部—」(2024年3月25日~10月28日、明治大学博物館特別展示室)へも行きました。4月30日の週の番組の内容は「帝人事件」(リンク先はPRESIDENT WOMAN Online)をモデルにした「共亜事件」が中心に描かれていて今までなかったことですが、朝ドラを真剣に見ています。昔、旧民法を勉強した時、「女は,婚姻によって無能力者となる。」に愕然とさせられたことをこの朝ドラから思い出しました。そしてこの朝ドラの中でBeate Sirota Gordonさんがどのように描かれるのか(描かれない可能性もありますが)、気になっています。
(税込220円)

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