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「JR北海道の危機 日本からローカル線が消える日」 [本と映像・音楽の話]

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 1877年4月16日、札幌農学校(現在の北海道大学農学部)の基礎を築いたクラーク博士 "Boys,be ambitious" という言葉を残して北海道を去ったことから、4月16日が「ボーイズビーアンビシャスデー」とのことですが、「この言葉がクラーク博士のものであることを認めるには,いくつかの無理がありそうである。」(北海道大学図書館報『楡蔭』No.29)という指摘があります。
 2015年のblogで学生時代、ガソリンスタンドでアルバイトをしたことを書きました。アルバイトで得たお金で周遊券を購入して1週間ほどだったでしょうか、夜行列車に乗って青森駅へ行き、青函連絡船(1988年3月13日の青函トンネルの開通に伴い、同日をもって青函航路の通常運航が終了)で北海道へ渡り、宗谷本線に乗って日本の最北端の地を見にいったこと、バスに乗って摩周湖へ行ったこと、阿寒湖アイヌコタンへ行ったこと、クマ牧場を観にいったことなどが記憶に残っています。当時、カニ族と呼ばれた中の一人で、貧乏旅行から駅の中のベンチも宿泊に利用しました。勤め人になった後、北海道へは飛行機で行くようになりましたが・・

 「発足時には北海道全土を網羅していたJR北海道の路線だが、2016年末に大部分の路線が自力での維持が困難であることが発表され、札幌都市圏以外の全路線が消滅危機に瀕している。それ以前から、新型車両開発の中止と廃車分の運行本数の減便、メンテナンスの不備による脱線事故の多発など、利用者無視の経営方針が批判を集めている。そして、それは本州の過疎地帯や四国などでも起こりうる。JR四国も単独維持困難路線を発表した。JR北海道問題を起点に、日本の交通の未来、地方政策の問題について論じる。」と内容紹介される 佐藤信之 (著)「JR北海道の危機 日本からローカル線が消える日」(2017年、イースト・プレス)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
(税込520円→税込110円)

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「長篠・設楽原の戦い」に関連する観光資源(長篠設楽原PA・下り) [日本の風景]

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 先のblog「第8回 名古屋 ものづくり ワールド」の展示を見たことを書きましたが、新東名高速道路経由で行きました。時間の関係から行き先の変更の必要が生じたため、長篠設楽原PA(下り)に入り、カーナビの行き先を変更しました。そしてPAの建物の隣に物見櫓が建っているのに気づき、「織田信長・徳川家康連合軍と武田勝頼の軍勢が戦った「長篠・設楽原の戦い」に関するものが見られるのかな」となって短時間でしたが、散策しました。
 下りPAは「織田徳川連合軍の本陣に見立てた建物外観に加え、歴史的観光資源を活かした火縄銃の展示や馬防柵を再現した戦国エリアとなります。また、隣接する織田信長本陣跡に徒歩で移動ができます。」が特徴とされていてそれを確認できました。2月のblogでNHKの2023年の大河ドラマ「どうする家康」に関連してJR名古屋駅で開催されていた「家康ゆかりの地 インフォメーションセンター」(2023年1月18日~3月31日)について書きましたが、つい「大河ドラマに関連した整備は・・」と考えてしまいました。

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