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「日本車は生き残れるか」 [本と映像・音楽の話]

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 2023年4月1日に改正道路交通法が施行され、「特定条件下における完全自動運転」として自動運転中のクルマに作動を監視する「特定自動運転主任者」を置くことを条件に無人運転が可能な自動運転レベル4の公道走行が解禁されました(参考:「自動運転レベル4」解禁! それで何がどう変わる?;WebCG)。米国での状況ですが、NHK BS1で今年、放送のワールドニュース(と思います)の中で自動運転車の運転席に座った女性が熟睡した状態で自動車が走行している映像が流され、唖然とさせられたことを思い出します。

 「5年後のビジネス構造変化を読み解く、最良の教材は自動車産業だった! ガソリン車の廃止 世界規模の再編 水平分業の大波 そしてコネクテッド 日本経済の大黒柱は大丈夫か 世界の自動車産業を知り尽くすコンサルタント・ジャーナリストの描く未来 忖度なしに「自動車業界」の現状を描く」と内容紹介される 桑島浩彰川端由美 (著)「日本車は生き残れるか」(2021年、講談社)をBOOKOFF 岡崎井ノ口店で入手しました。
 「EU=ヨーロッパ連合は、二酸化炭素の排出が実質ゼロとされる合成燃料の使用を条件に、エンジン車の販売の継続を認めることで合意しました。域内最大の自動車生産国、ドイツの強い要請を受けて当初の方針を修正した形です。」(2023年3月29日、NHK NEWS WEB)については少しほっとさせられました。しかし、「アメリカのバイデン政権は、EV=電気自動車の購入者が日本円で最大100万円程度の税制優遇を受けられる仕組みの条件を発表しました。優遇策は北米地域で組み立てられたEVが対象で、日本メーカーにとっては厳しい条件となります。」(2023年4月1日、NHK NEWS WEB)には・・
(税込110円)

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八重洲ブックセンター本店が3月31日に営業終了 [3. 記事]

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八重洲ブックセンター本店(2017年)

 4月1日の「NHKニュースおはよう日本」「八重洲ブックセンター本店が営業終了 44年の歴史に幕 」として3月31日に営業を終了したことが報じられました。勤め人をしていた時代、事務所が八重洲口側にあり、調べものをするのに丸善日本橋店と共に私がよく行っていた場所で、同店で見つけた多くの本に助けられたことを思い出し、寂しい気分になりました。インターネットの普及でAmazonで書籍購入するようになり、実店舗での書籍購入が減ったのは否めません。それでも「実際にその本を見てみないとわからない」(本のタイトルは売るためにつけられ、その本の内容を表していない場合がある)で、文化として書店は残って欲しい場所です。
 なお、八重洲ブックセンター、「本店は一旦営業を終了させていただきますが、街区の再開発事業にて建設予定の超高層大規模複合ビル(2028年度建物竣工予定)への将来的な出店を計画しております。」とのことです。東京駅周辺は高層ビルが増え、圧迫感を感じる空間化が止まりません。

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「貧困 子供のSOS ー 記者が聞いた、小さな叫び」、「貧困児童 ― 子どもの貧困からの脱出」、「保育園問題 ー 待機児童、保育士不足、建設反対運動」、「ルポ 保育格差」 [本と映像・音楽の話]

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 私が住む流山市は2005年の つくばエクスプレス(TX) の開通後、東京への利便性が高まったことから急速に人口が増大しています(2005年当時、15万人ほどの定住人口が現在は20万人越)。そして宝物のように思える子供たちの姿を見る機会が増えたことで嬉しい気持ちになっています。
 4月1日は児童福祉法施行記念日(リンク先は「気になる話題・おすすめ情報館」)とのことですが、特にイベントの開催などはなく、また、児童福祉法の施行は1948年1月1日のため、「4月1日の意味は」となって児童福祉法の第六十三条を見て「そういうことか」となりました*

 「貧しさから進学をあきらめる子や、食事も満足にとれない子がいる。家庭の経済状況で、子供の未来が左右されない社会を作るにはどうすべきか―。大反響を呼んだ新聞連載に大幅加筆した痛切なドキュメント。」と内容紹介される 読売新聞社会部 (著)「貧困 子供のSOS ー 記者が聞いた、小さな叫び」(2016年、中央公論新社)をBOOKOFF 豊田下林店で入手しました。
 「日本の子どもの貧困率16.3% 6人に1人が「貧困児童」という驚くべき現実。 親から子へ連鎖する貧困。「もう他人事じゃない、今、日本は子どもの貧困化社会だ。」 貧困、親無し、暴力、いじめ、不登校、親子関係のゆがみ、複雑な人間関係等、苦しい環境の中にいる子どもたち。 どん底にいる子どもとその親には何が欠けているのか。 親は、学校は、社会はどんな言葉をかけ、どう向き合っていったらよいのか。またその親は、その子は何を心のよりどころとして生きていけばよいのか。 児童相談所で起きた事件、人の心を打つ様々な出来事等、現場で人対人との関係づくりに生涯をかけてきた著者が子どもの貧困、貧困児の脱出教育を解き明かす。」と内容紹介される 加藤彰彦 (著)「貧困児童 ― 子どもの貧困からの脱出」(2016年、創英社/三省堂書店)はBOOKOFF 豊田柿本店で入手しました。
 「covid-19のために厳しい環境の子どもたちが増えたのでは」と考えると・・。一方、〇〇の一つ覚えのように「異次元の」という形容語を考えもなしに何にでも付ける某首相の少子化対策には・・(2023年3月29日、毎日新聞

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