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「居住の貧困」 [本と映像・音楽の話]

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 「職を失い,住まいを奪われる人びと,団地で進む高齢化と孤独死,規制緩和がもたらしたいびつな住環境…….人権としての居住権が軽視され,住まいの安心・安全が脅かされている日本の現状を詳細に報告.社会福祉政策から経済対策へと変容した,戦後の住宅政策の軌跡を検証し,諸外国の例などをもとに,具体的な打開策を提言する.」と内容紹介される 本間義人 (著)「居住の貧困」(2009年、岩波書店)をBOOKOFF 6号松戸馬橋店で入手しました。
 「夫婦の一方が亡くなった場合に,残された配偶者が,亡くなった人が所有していた建物に,亡くなるまで又は一定の期間,無償で居住することができる権利」として配偶者居住権が令和2年4月1日に施行されました。
(税込110円)

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2024年1月9日 06:40の月 [天体観察(デジスコ 他)]

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 2024年1月9日 06:40の月をLumix DC-FZ85でお手軽撮影しました。1月8日のblogで金星と月が一緒に写った姿を紹介しましたが、1月9日も金星を月の近くで見ることができました。

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「木造建築を見直す」 [本と映像・音楽の話]

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 2010年のblogで母方の祖父が大工だったことを書きました。1月1日の「令和6年能登半島地震」の被害状況として、多数の木造建築の倒壊が報道される中で輪島市の7階建のコンクリート建物の倒壊を知り、建物の倒壊で亡くなられた方々のことを考えてどうにもやりきれない気持ちになる一方、なぜ、そのコンクリートの建物が倒壊したか、気になっていました。Web検索し、地震被害に遭う前の1階が開口部の大きいピロティとなっている建物の写真を掲載しているWebページ(The blue ocean journal)を見つけ、私なりに理解することができました。

 「雨が多い地震国の日本に最適といわれた木造建築に,阪神大震災は大きな疑問を投げかけた.ほんとうに弱いのか,地震や風に強い木造住宅とはどんなものか.唐招提寺金堂や東大寺大仏殿に見られる伝統の技と補強技術,現代木造住宅のすぐれたポイント,さらに世界の構法を紹介しながら,木造建築のすばらしさと課題を考える.」と内容紹介される 坂本功 (著)「木造建築を見直す」(2000年、岩波書店)をBOOKOFF 16号野田店で入手しました。
 本書で紹介される「誰でもできるわが家の耐震診断」((一財)日本建築防災協会)のWebサイトを確認しました。また、本書の「傾斜地の造成」のページを見て、1978年宮城県沖地震大規模盛土造成で建物倒壊が起き、その後の規制強化につながったことを思い出しました。しかし、造成地での被害は現在も各地で・・
 唐招提寺を訪れたことに触れたのは2010年のblog東大寺を訪れたことに触れたのはやはり2010年のblog。時の経つ速さに・・。
(税込110円)

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