SSブログ

「ビルはなぜ建っているか なぜ壊れるか ー 現代人のための建築構造入門」 [本と映像・音楽の話]

P1450913-20220816s.JPG

 「迫りくる大地震にあなたの住むビルは大丈夫か? 絶対「安全」な建物はあるの? 現代人必須の知識「建築構造」の基礎を絵入りで伝授」と内容紹介される 望月重 (著)「ビルはなぜ建っているか なぜ壊れるか ー 現代人のための建築構造入門」(2003年、文藝春秋)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 長周期地震動が高層、超高層の建物に対して与える被害が報告されています。それにも関わらず、なぜ、高層の建物を建てるのか、なぜ、高層の建物に住もうとするのか・・
(税込110円)

続きを読む


nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

「基礎からわかる下水・汚泥処理技術」 [本と映像・音楽の話]

P1450547-20220728s.JPG

 私が住む集合住宅、市下水道設備の完成で、それまで敷地内の地下浄化設備で処理していた排水が市下水管へ直結されたのは約30年前とのことでした(私は途中入居)。工事内容が気になって調べたところ、浄化設備の設備機器、キュービクルなどの撤去まではいいのですが、浄化槽内の汚泥を排出して空の状態にしたことがわかりました。「これでは大地震で地域の地盤が液状化したら、浮力で地下浄化槽構造物が地上に浮き上がってしまう!」で約20年前から管理組合へ伝えていました(単年度、全員交代の役員会で・・)。そして2020年度、構造設計が専門の居住者の協力を得て1964年の新潟地震と2011年の東日本大震災の浦安での液状化による被害を示し、無関係でないこと、そして対策(流動化処理土(マンメイドソイル))を液状化時に生じる浮力に対抗できる量、空の状態の浄化槽の中に注入)を提案し、2021年度にその対策工事を終えました。
 上記は構造設計上の対応でしたが、「下水処理についてちゃんと勉強したい」という気持ちがどこかで残っていたようです。
 「本書は、下水処理・排水処理とそれにより発生する汚泥の処理・活用について、原理から処理技術およびその関連設備を解説したものです。多くの図や表を用いて、わかりやすい解説に心がけています。下水・汚泥処理の分野に関係する方はもちろん、これから環境分野を学習する学生の方々にも理解しやすいように記述しています。本書を通して、下水処理・汚泥処理への関心が高まり、そういった技術・知識の向上の一助となれば幸いです。(略)」と内容紹介される株式会社タクマの技術者グループの タクマ環境技術研究会 (編) 「基礎からわかる下水・汚泥処理技術」(2020年、オーム社)をBOOKOFF 埼玉三郷店で目にし、ページを開いて「平易に解説された内容 (^_^) 」で入手しました。
(税込1,590円→税込795円→税込220円)

続きを読む


nice!(16)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー