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「東京が燃えた日 ― 戦争と中学生」 [本と映像・音楽の話]

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 2008年のblog早乙女勝元 (著)「東京大空襲―昭和20年3月10日の記録」(1971年、岩波新書)について触れました。2014年のblog東京大空襲・戦災資料センターを訪れたことを書きました。そして2016年のblog東京都立横網町公園内の復興記念館を訪れたことを書きました。
 「四十余年前,東京はアメリカ軍の爆撃で全市街の半分以上が焼け,十何万人もの人命が失われました.他の主だった都市も同様に爆撃を受けました.当時,中学生だった早乙女さんは,恐ろしかった空襲の夜を想い起こし,克明に資料を集め,生き残った人々の話を聴きなどして,東京が燃えた日々をくわしく再現しました.」と内容紹介される 早乙女勝元 (著)「東京が燃えた日 ― 戦争と中学生」(1979年、岩波書店)をBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。
 Web検索で早乙女勝元氏が2022年5月10日に90歳で逝去されたことを知りました。
(税込110円) 

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「不死身の特攻兵 ー 軍神はなぜ上官に反抗したか」 [本と映像・音楽の話]

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 8月12日のNHK 首都圏ネットワークの特集「まもなく戦後77年」の中で「東京・練馬区の光が丘公園から飛び立っていった特効兵たちがいました。その事実を、絵本作家・かこさとしさんが遺した原画からひもときます。」として成増飛行場(現在の練馬区の光が丘)が戦時中にあり、そこからB29に特攻する飛行機が飛び立っていたこと、その特攻の状況を描いたかこさとし氏の原画も展示される「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」(7月16日~9月4日、 Bunkamura ザ・ミュージアム)が紹介されました。NHK 戦争証言アーカイブスの「特攻」で様々な特攻で使用された飛行機や船などが紹介されていますが、B29への特攻については触れられていません。
 「日本の特攻が自爆攻撃として9.11などへつながっていったのではないか」という思いがあります。そして特攻に関して様々な書籍があります。
 「太平洋戦争末期に実施された”特別攻撃隊”により、多くの若者が亡くなっていった。だが、「必ず死んでこい」という上官の命令に背き、9回の出撃から生還した特攻兵がいた。その特攻兵、佐々木友次氏に鴻上尚史氏がインタビュー。飛行機がただ好きだった男が、なぜ、絶対命令から免れ、命の尊厳を守りぬけたのか。命を消費する日本型組織から抜け出すには。(略)」と内容紹介される鴻上尚史 (著)「不死身の特攻兵 ー 軍神はなぜ上官に反抗したか」(2017年、講談社)をBOOKOFF 6号松戸馬橋店で入手しました。
(税込110円)

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