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「天皇陵の謎」 [本と映像・音楽の話]

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 NHK総合で歴史探偵「飛鳥の古墳ツアー」が放送され、最近、発見された古墳のあること、そして天皇陵についても語られていました。
 藤ノ木古墳仁徳天皇陵古墳を訪れたことを以前のblogで書きましたが、「飛鳥の古墳飛鳥資料館へ行ってみたいなあ」と思いながらまだ、実現できていません。
 「古代天皇陵四十基のうち陵名の天皇が眠るのはわずか数基!? 古代天皇陵で陵名の天皇が本当にそこに葬られている例はほとんどない。では、誰がそこに眠っているのか? 古代史最大の謎に挑む」と内容紹介される 矢澤高太郎 (著)「天皇陵の謎」(2011年、文藝春秋)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。そして歴史探偵「飛鳥の古墳」の中で紹介されていた天皇陵についても解説されているのを確認しました。また、天皇陵に関する本が近年、多く出版されていることを知りました。
(税込110円)

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「関西国際空港 ― 生者のためのピラミッド」、「海上空港・沈下との闘い 」 [本と映像・音楽の話]

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 関西エアポートグループのWebサイトに「沈下の状況 ~沖積層/洪積層の沈下の特徴~」があります。その中で1期島について「1994年開港から現在までの平均沈下量は3.68mで、埋立開始から開港までの沈下量(9.82m)を加えた全沈下量は13.50mです。」、2期島について「2007年供用から現在までの平均沈下量は5.14mで、埋め立て開始から供用までの沈下量(11.71m)を加えた全沈下量は16.85mです。」という記述があります。
 「軟弱な海底に石を積み重ねることから始ったこの大プロジェクトは、長い歳月と一兆五千億円の巨費を要してついに開港にこぎつけたが、未完の工事、莫大な償却前赤字等難問は山積している。公害と地域経済、地方分権、民活プロジェクトの将来―ここには現代日本の政治経済問題のすべてが関わっているのである。本書は現代のピラミッド建設過程を、参加して技術者、財界人、政治家、官僚の証言を通して浮彫りにする試みである。」と内容紹介される 佐藤章 (著)「関西国際空港 ― 生者のためのピラミッド」(1994年、中央公論社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 「大阪湾の沖合に甲子園球場の約12倍の人工島が誕生した。そこには関西新空港の近代的なターミナルビルがその全貌を見せ始めている。海上に新しい大地を誕生させ、人工の地盤をコントロールする技術の力に迫る。」と内容紹介される NHKテクノパワープロジェクト (著)「海上空港・沈下との闘い (NHKスペシャル テクノパワー巨大建設の世界) 」(1993年、日本放送出版協会)はBOOKOFF 16号野田店で入手しました。
 1995年の阪神・淡路大震災に対して「平成7年度 運輸白書」の「第1章 阪神・淡路大震災と運輸」)で「大阪国際空港については、滑走路及び誘導路のひび割れ、旅客ターミナルビルの外壁の剥落等の被害が発生し、関西国際空港についても、旅客ターミナルビル、鉄道駅、立体駐車場等において、壁面にひび割れが発生するなどの被害が生じたものの、いずれも航空機の運航に支障は生じなかった。」と報告されています。

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