東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構浪江町立請戸小学校 [展示会、セミナー、博物館等]
東日本大震災・原子力災害伝承館が2020年9月20日に福島県双葉郡双葉町大字中野字高田39に開館しました*。そして震災遺構浪江町立請戸小学校が10月24日に開館しました。そこで先のblogのように「ロボット航空宇宙フェスタふくしま 2021」(2021年11月19~20日、ビッグパレットふくしま)を見た後、東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構浪江町立請戸小学校を見ようと考えました。ただ、予定よりビッグパレットふくしまでの滞在時間が長くなり、双葉町への移動に国道288号**の利用を計画していたため、「70km以上の移動距離から所要時間2時間以上かかる。入館時間が午後4時の震災遺構浪江町立請戸小学校の見学は諦めなければいけないかな」となりました。
国道288号を移動して双葉町に入ると帰還困難区域の柵が分岐する道路の各所に設けられていることを目にしました。そして東日本大震災・原子力災害伝承館に午後3時頃に入館しました。3時15分から開始の映像(約5分)を見た後、展示室に入って各展示を見ながら「数字の上では10年経ったけれど・・」と考えさせられました。
震災遺構浪江町立請戸小学校は「建物外観だけでも見よう」で自動車で約10分の地に移動し、建物に記された「津波浸水深ここまで」を見ました。そして「また、来よう」になりました。なお、双葉町では福島第一原発の事故による帰宅困難状態が続き、地震後の修繕の手を入れることができないままの建物をいくつも見ることになりました。
*:NHKで放送の視点・論点「東日本大震災10年 原子力災害の伝承と教訓」(2021年3月23日)で、浪江町から双葉町にまたがる復興記念公園に隣接する場所に開館の東日本大震災・原子力災害伝承館について語られていました。そして常磐自動車道の常磐双葉ICから車で約7.5kmの地から「いかねば」という気持ちになっていました。
**:2013年のblogで南相馬市、相馬市、双葉町へいったことを書きましたが、その時は国道288号は双葉町近くから「一般車進入禁止」となっていました。今回は、2020年12月10日正午から国道288号が自由通行化されたことで郡山から双葉町への移動に利用できました。なお、対向車線は「環境省」の表示を運転席前に置いたダンプカーばかり来るようで、また、道路脇に黒色のフレコンバッグ(Flexible Container Bag)が置かれているのを何ヶ所も見ました。
「ロボット航空宇宙フェスタふくしま 2021」(2021年11月19~20日、ビッグパレットふくしま) [展示会、セミナー、博物館等]
ビッグパレットふくしまへ初めて訪れたのは「災害対応ロボット等研究開発成果発表会」が開催された2016年3月23日のことでした(blogより)。当時はビッグパレットふくしまの隣の敷地に郡山市南一丁目応急仮設住宅がありました。2度目に訪れたのは「ロボットフェスタ・航空宇宙フェスタふくしま2020」(2020年11月27・28日)が開催の初日でした(blogより)。そして「ロボット航空宇宙フェスタふくしま 2021」が11月19~20日、ビッグパレットふくしまで開催から昨年に続いていきました。
会場では今年発表された国産手術ロボット hinotori を初めて見ることができました。2007年のblogで「(略) 薬事法の改正により、企業の開発段階の機器の医療機関への提供が規制されるようになり、国内の手術用ロボットの開発を困難にしていること、ナビゲーションの適用が薬価基準に反映されないことから普及を阻害していることなど、様々な課題があることを知りました。」と書きました。それから14年経ったことになりますが、資本力がないと手術用ロボットの開発は困難であることを再認識することになりました。
NEDOのブースでは無人航空機に関する研究開発の紹介が行われ、また、会場にはドローン関係のブースも多くありました。ドローン分野、日本という環境特性等がありますが、着実に発展していくことを願っています*。
2011年のblogで昔、原子炉解体プロジェクトに携わっていたことを書きましたが、その当時、動画撮影用の機器が撮像管からCCDへ移行している時代で、「撮像管がなくなって放射線に弱い半導体ばかりになると、放射線環境下での仕事ができなくなる」という危惧を抱いていました。それがマッハコーポレーション(株)のブースで放射線環境下にある人工衛星搭載用撮像素子、JAXA共同研究開発品のCMOS撮像素子を応用した耐放射線カラーカメラとその実写映像を見ることができ、それが今後の原子炉解体の中で大きな役割を担うことが期待されているのを知り、自分自身の不勉強を反省するとともに少し安心しました。
特別展『被爆者の足跡ー被団協関連文書の歴史的研究からー』(10月23日~11月27日、昭和女子大学 光葉博物館) [展示会、セミナー、博物館等]
昭和女子大学の光葉博物館で秋の特別展『被爆者の足跡ー被団協関連文書の歴史的研究からー』(10月23日~11月27日)が開催されていることを11月16日の「NHKニュース おはよう日本」で知りました。
「いかねば」で三軒茶屋駅から徒歩7分の地にある昭和女子大学へ行きました。展示を見ながら今まで活動をよく理解できていなかった日本原水爆被害者団体協議会のことが少しわかったようです。展示として被爆体験を語られる岩佐幹三氏(2020年9月7日逝去)の映像(12分)も流されていました。閉館は午後5時のため、展示物をしっかり読むには午後4時到着では十分な時間をとれませんでした。
日本原水爆被害者団体協議会(編)「被爆者からあなたに いま伝えたいこと」(2021年7月6日、岩波書店)を人見記念講堂内のショップで購入して帰路につきました。
「The Landmark Christmas 2021」 他 [日本の風景]
パシフィコ横浜で開催の「ロボットワールド」(11月10~12日)を10日に見にいった際、「The Landmark Christmas 2021」(「「ちびまる子ちゃん 」とコラボレーションし、横浜ランドマークタワー、MARK IS みなとみらい、横浜ロイヤルパークホテル各所でハートフルなコンテンツをご用意。11月11日〜12月25開催)に対して会期から1日早かったためか、ちびまる子ちゃんの姿を見ることはできなかったことを書きました。
「ET & IoT 2021」(2021年11月17~19 日)がパシフィコ横浜で開催で17日に会場へ行きました。そしてちびまる子ちゃんの姿を見ることができました (^_^)
「ドメスティック・バイオレンス ― 実態・DV法解説・ビジョン [新版]」、「DV被害者支援ハンドブック ― サバイバーとともに」、「Q&A DVハンドブック ― 被害者と向き合う方のために」、「Q&A ドメスティック バイオレンス 児童・高齢者虐待対応の実務」、 [本と映像・音楽の話]
ある奥様が左頬に絆創膏を貼って「主人の好きなようにやらせてください」と話しかけてきたことがありました。その奥様の夫君というのはある地域組織のために給与を得て働く立場でしたが、団体の活動の目的から外れたことをしばしば行ない、それを指摘した地域の奥様がどう喝されたことも聞いていたため、私が団体の責任者を1年間務めていた時、彼の行動に注意して対応していました。その間にあった彼の奥様からの上記の言葉から、「暴力を振って彼女にそれを言わせているのではないか」と強い懸念が生じました。
しかし、DVは密室となる家庭内で起きているため、DV被害者が外に向かって声に出さない限り、外部から対応することは困難で、DV被害者が暴力を振るわれたくないために心を閉ざし操り人形状態となった場合には外に向かって声をあげられないこともあり、その対応に限界を感じました。
本blogで時々、私も活動に協力しているボランティア組織の南流山地区社会福祉協議会を紹介していますが、この組織はDVに直接対応できる能力はありません。しかし、相談があった場合に「状況を理解し、橋渡し役になれれば」でDVに関わる本も入手しています(DVの原因に関する私見*を後述します)。
「夫(恋人)からの暴力」調査研究会 (著)「ドメスティック・バイオレンス ― 実態・DV法解説・ビジョン [新版]」(2002年、有斐閣)、尾崎礼子 (著)「DV被害者支援ハンドブック ― サバイバーとともに」(2005年、朱鷺書房;リンク先は2015年発行の改訂新版**)、DV問題研究会 (著)「Q&A DVハンドブック ― 被害者と向き合う方のために [改訂版]」(2006年、ぎょうせい)をBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。そして冨永忠祐(編)「Q&A ドメスティック バイオレンス 児童・高齢者虐待対応の実務」(2009年、新日本法規出版)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
先のblogでハートネットTVで放送の「性暴力被害 トラウマからの回復」について書きましたが、ハートネットのWebサイトで過去の放送に対応した記事が掲載され、その虐待・DVで「家族に住所を知られたくない人のために」があります。その記事の内容を「忘れないように」としています。
(税込220円、税込220円、税込220円、税込520円→税込210円)
「性犯罪被害にあうということ」、「子どもと性被害」 [本と映像・音楽の話]
NHK Eテレで11月16日放送のハートネットTVは「性暴力被害 トラウマからの回復」で「(略)番組では、幼少期に父親から性暴力を受けて育ち、20年以上が経ってPTSDの症状に苦しむ当事者の女性や、最新のトラウマ治療を取取材。被害者が、再び自分の人生を取り戻して生きていくためには、どんなケアが必要か考える」という内容でした。100%の信頼に応えるべき父親が加害者である現実、それが如何に辛いことか・・。やりきれない気持ちを抱きながら、トラウマの治療へのPE療法(認知行動療法)の適用について学びました。
小林美佳(著)「性犯罪被害にあうということ」(2008年、朝日新聞出版)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。小林美佳さんはその著書の中で、レイプ被害に遭ったことの精神的な辛さ、家族のこと、愛してくれた人のこと、心身のことなどを書かれ、性被害に遭われた方の心情などについてより一層、考えるようになりました*。そして勇気を出してそのことを公表された小林美佳さんに、ジャーナリストの伊藤詩織さんが強姦被害を告発する「Black Box」(2017年、文藝春秋)を出されたのと同様に感謝の気持ちで一杯になりました(「東京新聞」の2020年5月31日の記事:「「真実にふたはできない」声を上げた伊藤詩織さんの覚悟」)。
吉田タカコ (著)「子どもと性被害」(2001年、集英社)はBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。上記のように子どもの性被害の加害者が父親の場合もあることを考えると「どうやって子供たちを守ることができるのか・・」と考えさせられてしまいます。
IdeaPad Chromebook用 Lenovo USIペン(IdeaPad版)の交換品届く (^_^) [2. 道具(PC)]
IdeaPad Chromebook用 Lenovo USIペン(IdeaPad版)
IdeaPad Duet Chromebook (Lenovo)用に入手したLenovo USI Pen (IdeaPad版)が「IdeaPad Chromebook用 Lenovo USIペン(IdeaPad版)無償交換のご案内 〜 描画センサー感度にご不満の方は、ぜひお問い合わせください 〜」(レノボ・ジャパン合同会社)の該当品だったため、無償交換の手続きをしたことを先のblogで書きました。
その交換品が届き、早速、IdeaPad Duet Chromebook と組合わせて動作確認したところ、期待通りの使い勝手が得られました (^_^)
不調だった製品は「集配業者が受け取りに来る」とのことで来訪を待つことにしました。
【追記】
Lenovo USIペン(IdeaPad版)の交換品でテキスト編集を始めたところ、ディスプレイにペン先が触れていないのに表示が反転したりする現象が生じました。ボタン選択やお絵描きには使えそうですが、「テキスト編集のような細かな作業には、まだ、調整不足」と感じました。そこでレノボカスタマーセンターに状況を連絡して交換品の再度、送付を依頼しました。
放送大学ウェブマガジン ON AIR WEB [3. 記事]
SSブログに記事をアップする中で「放送大学ウェブマガジン ON AIR WEB」の文字を見て早速、そのリンク先をみて見ました。
2020年12月に開設されたとのことで「知らなかった (^_^;」となりました。
"DREAMS COME TRUE / DO YOU DREAMS COME TRUE?" [本と映像・音楽の話]
DREAMS COME TRUEの"DREAMAGE - DREAMS COME TRUE LOVE BALLAD COLLECTION"(2003年リリース)の入手について書いた2020年4月のblogで、NHKの朝ドラ『ひらり』(1992年度下半期)の主題歌「晴れたらいいね」(作詞・作曲:吉田美和;リンク先はYouTubeのDREAMS COME TRUE - 晴れたらいいね (from DWL 2011 Live Ver.))を通してDREAMS COME TRUEを初めて知ったことを書きました。当時は私の望むような技術開発の実務に携われず、事務的な仕事をさせられ、悶悶とした日々を過ごしていましたが、「晴れたらいいね」は応援歌のように私に作用しました。
この「晴れたらいいね」も収録される "GREATEST HITS “THE SOUL"を入手したことを2020年4月のblogで書きました。
"ドリカム"デビュー20周年の記念日となる、2009年3月21日にリリースの15枚目のオリジナル・アルバム"の初回限定盤で「11th アルバム「monkey girl odyssey」~14th アルバム「AND I LOVE YOU」までに発表されたドリカム作品65曲の中から、リクエストで決定した全17曲を収録!」とする"GREATEST HITS “THE SOUL 2"との組合せとなる"DREAMS COME TRUE / DO YOU DREAMS COME TRUE?"をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店のCD平置き台で見つけました。2021年10月のblogで「何度でも」も収録のシングルCDの「何度でも DREAMS COME TRUE」を入手したことを書きましたが、"GREATEST HITS “THE SOUL"を入手していたこともあって"GREATEST HITS “THE SOUL 2"を見て即、「購入!」となりました (^_^;
私が参加のバンドがかろうじて活動していた時、バンド譜をつくる役目も仰せつかっていたため、DREAMS COME TRUEの曲を聴いて「複雑なメロディラインで楽譜にするのが難しい! 吉田美和さんはすごい作詞・作曲の能力を持っているんだなあ!」などと分析的に考えていたのですが、現在、純粋にその音楽を楽んでいます (^_^)
「理学療法テキスト 義肢学」、「理学療法テキスト 装具学 」、 [本と映像・音楽の話]
東京2020パラリンピック競技大会はオリンピックスタジアムで8月24日に開会式が開催され、同会場で9月5日に閉会式が開催されました。NHKの東京2020パラリンピックに関する放送を見ていて「障害は多様である」を認識させられました。
NHKのWebサイトで「(略)「失ったものを数えない」、それはなんと強い生き方だろう。(略)」と記されていますが、9月13日、NHK EテレのハートネットTV 「B面談義 (18)」で「(パラリンピックに対する)非体育会系障害者の複雑なキモチ」を伝える出演者の発言を聞き、「パラリンピックから障害者に強さを求める風潮が社会に生じる可能性があるけれど、パラリンピックの意義に含まれる「(略) 多様性を認め、誰もが個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会が与えられている場である。それは、共生社会を具現化するための重要なヒントが詰まっている (略)」の部分を強く認識する必要があることに気づかされました。
2020年のblogで私が身体障害について意識するようになり、バリアフリーデザインに関心を持つようになった理由について触れました。1980年代からロボットとの関わりが深まり、1990年代、能動義手を装着して仕事をされている方の姿を見て、筋電義手などについても関心を持つようになりました。しかし、当時はその分野の専門書を調べるまでに至りませんでした。
中山書店の理学療法テキストの15レクチャーシリーズの石川朗(総編集), 永冨史子 (責任編集)「理学療法テキスト 義肢学 」(2011年、中山書店)、石川朗(総編集), 佐竹將宏 (責任編集)「理学療法テキスト 装具学」(2011年、中山書店 ;第2版が2020年に発行)をBOOKOFF 埼玉三郷店で見つけ、当時のことを思い出して入手しました。
(各税込220円)