「自殺予防」、「自殺予防学」、「自殺って言えなかった。」 [本と映像・音楽の話]
「自殺対策白書 働く女性の自殺増加 新型コロナで労働環境変化か」（リンク先はNHK NEWS WEB）がNHKの11月2日のニュースの中で報じられました（注：厚生労働省のWebサイトに掲載の自殺対策白書は、まだ、平成30年のもので令和２年度のデータは未掲載）。 令和２年の男性の自殺者は前年より23人減って1万4055人であるのに対して、女性は935人増えて7026人で女性の厳しい状況が想像され、「私に何ができるか・・」になります。
「自殺予防、トラウマ」と題するblogを2015年1月に書きました。2016年のblogで書いたまとめ買いした岩波の本の中に高橋祥友 (著)「自殺予防」（2006年、岩波書店）がありました。そして河西千秋 (著)「自殺予防学」（2009年、新潮社；リンク先は書評）をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
自殺で親を失なう遺児（＝自死遺児）のことを忘れてはなりません。約20年前の本ですが、自死遺児編集委員会・あしなが育英会(編)「自殺って言えなかった。」（2002年、サンマーク出版）をBOOKOFF 16号柏店で入手しました（自殺した子どもの残された家族の無念さも想像に難いものがありますが・・）。
自殺対策支援センターライフリンクのwebサイトで国土交通省の「宅地建物取引業者による人の死に関する心理的瑕疵の取扱いに関するガイドライン」（案）に関する意見書を出されていることを知り、行政の問題を確認することになりました。
