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「教養としてのジェンダーと平和」 [本と映像・音楽の話]

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 世界経済フォーラムが2021年3月に「ジェンダー・ギャップ指数2021」(リンク先は男女共同参画局「共同参画」(2021年5月号))を公表し、日本の順位は156ヶ国中120位であることが報じられました*
 2019年7月のblogで赤松良子(監修) , 国際女性の地位協会(編)「新版 女性の権利 ― ハンドブック女性差別撤廃条約」(2005年、岩波ジュニア新書)、2021年1月のblogで川口章(著)「日本のジェンダーを考える」(2013年、有斐閣)を入手したことを書きました。そして風間孝/加治宏基/金敬黙(編著)「教養としてのジェンダーと平和」(2016年、法律文化社)をBOOKOFF 豊田下林店で入手しました。
 NHKで「「ジェンダー」(“男らしさ・女らしさ”など 社会的・文化的につくり出された性差)をこえて、誰もが“ありのままの自分”で生きられる社会になるように…」として#BeyondGenderの下に昨年から様々な番組が制作され、「11月は、ジェンダーについて考える番組をたくさん放送します。」と報じられています。対応する番組を見ながら「ジェンダーに関する気づき」を得ている私がいます。
(税込980円→税込220円)

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「電通事件 なぜ死ぬまで働かなければならないのか」、「未和 NHK記者はなぜ過労死したのか」、「過労自殺」 [本と映像・音楽の話]

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 「私は人間ではない、機械だ」
 I am not a human being, I am a machine

 毎年11月は「過労死等防止啓発月間」とされます。2018年のblogで書いたように以前、約5年間、ブラックな環境で働いていました(詳しくは2018年のblogで*)。自殺予防等の本について触れた先のblogで「過労死については日を改めて書きます。」としましたが、考えていることを少し書いてみます。
 ブラックな環境で働いていた当時、私自身に言い聞かせていたのが上の言葉で、人としての様々な活動を抑制して仕事に集中するためのものでした。そして「仕事に対する責任感」だけが私を支えていました**
 過労状態は一人一人異なり、一括りにすることはできませんが、仕事(設計)がうまくいかなかった場合、私自身が壊れていたかもしれませんし、2018年のblogで触れたようにその仕事の中で健康に問題を抱えることにもなりました。私が過労死しなかったのは単に「運がよかっただけ」と考えています ***

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