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「ロボット航空宇宙フェスタふくしま 2021」(2021年11月19~20日、ビッグパレットふくしま) [展示会、セミナー、博物館等]

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 ビッグパレットふくしまへ初めて訪れたのは「災害対応ロボット等研究開発成果発表会」が開催された2016年3月23日のことでした(blogより)。当時はビッグパレットふくしまの隣の敷地に郡山市南一丁目応急仮設住宅がありました。2度目に訪れたのは「ロボットフェスタ・航空宇宙フェスタふくしま2020」(2020年11月27・28日)が開催の初日でした(blogより)。そして「ロボット航空宇宙フェスタふくしま 2021」が11月19~20日、ビッグパレットふくしまで開催から昨年に続いていきました。
 会場では今年発表された国産手術ロボット hinotori を初めて見ることができました。2007年のblogで「(略) 薬事法の改正により、企業の開発段階の機器の医療機関への提供が規制されるようになり、国内の手術用ロボットの開発を困難にしていること、ナビゲーションの適用が薬価基準に反映されないことから普及を阻害していることなど、様々な課題があることを知りました。」と書きました。それから14年経ったことになりますが、資本力がないと手術用ロボットの開発は困難であることを再認識することになりました。
 NEDOのブースでは無人航空機に関する研究開発の紹介が行われ、また、会場にはドローン関係のブースも多くありました。ドローン分野、日本という環境特性等がありますが、着実に発展していくことを願っています*
 2011年のblogで昔、原子炉解体プロジェクトに携わっていたことを書きましたが、その当時、動画撮影用の機器が撮像管からCCDへ移行している時代で、「撮像管がなくなって放射線に弱い半導体ばかりになると、放射線環境下での仕事ができなくなる」という危惧を抱いていました。それがマッハコーポレーション(株)のブースで放射線環境下にある人工衛星搭載用撮像素子、JAXA共同研究開発品のCMOS撮像素子を応用した耐放射線カラーカメラとその実写映像を見ることができ、それが今後の原子炉解体の中で大きな役割を担うことが期待されているのを知り、自分自身の不勉強を反省するとともに少し安心しました。

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