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ナビゲーション医療 [ロボット]

 経済産業省と厚生労働省の共同で平成17年からスタートした「医療機器ガイドライン策定事業」のテーマのひとつとして「ナビゲーション医療」分野のガイドラインの策定が関係学会を中心に進められています。この「ナビゲーション医療」には手術ナビゲーション、手術ロボットなども包含されています。
 2007年1月26日、KKRホテル東京で「ナビゲーション医療分野」医療機器ガイドラインに関する学会合同検討ワークショップが日本コンピュータ外科学会主催、日本耳鼻咽喉科学科、日本整形外科学会、日本生体医工学会、日本内視鏡外科学会、日本脳神経外科学会の協賛、経済産業省、厚生労働省の後援で開催され、参加してきました。
 患者の術後のQOLを高める低侵襲手術を含む様々な手術におけるリスク低減や手術の精度向上に、ナビゲーション技術が役立つこと、また、インテリジェント手術室の役割がよく理解できました。また、薬事法の改正により、企業の開発段階の機器の医療機関への提供が規制されるようになり、国内の手術用ロボットの開発を困難にしていること、ナビゲーションの適用が薬価基準に反映されないことから普及を阻害していることなど、様々な課題があることを知りました。

日本コンピュータ外科学会
http://www.jscas.org/

医療機器開発ガイドライン評価検討委員会の設置及び議事概要について(経産省)
http://www.meti.go.jp/press/20050812004/iryoukiki-set.pdf

平成17年度 医療機器ガイドライン策定事業 事業報告書(産総研)
http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/report/entrust/iryoukiki/2005/index.html

ナビゲーション医療ガイドライン開発WG(暫定) (産総研)
http://staff.aist.go.jp/k.chinzei/gl/guideline.htm

[オマケ]

「KKRホテル東京」内の会場から皇居側を見る(スカイラインが随分、変わりました)


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