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「ドメスティック・バイオレンス ― 実態・DV法解説・ビジョン [新版]」、「DV被害者支援ハンドブック ― サバイバーとともに」、「Q&A DVハンドブック ― 被害者と向き合う方のために」、「Q&A ドメスティック バイオレンス 児童・高齢者虐待対応の実務」、 [本と映像・音楽の話]

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 ある奥様が左頬に絆創膏を貼って「主人の好きなようにやらせてください」と話しかけてきたことがありました。その奥様の夫君というのはある地域組織のために給与を得て働く立場でしたが、団体の活動の目的から外れたことをしばしば行ない、それを指摘した地域の奥様がどう喝されたことも聞いていたため、私が団体の責任者を1年間務めていた時、彼の行動に注意して対応していました。その間にあった彼の奥様からの上記の言葉から、「暴力を振って彼女にそれを言わせているのではないか」と強い懸念が生じました。
 しかし、DVは密室となる家庭内で起きているため、DV被害者が外に向かって声に出さない限り、外部から対応することは困難で、DV被害者が暴力を振るわれたくないために心を閉ざし操り人形状態となった場合には外に向かって声をあげられないこともあり、その対応に限界を感じました。
 本blogで時々、私も活動に協力しているボランティア組織の南流山地区社会福祉協議会を紹介していますが、この組織はDVに直接対応できる能力はありません。しかし、相談があった場合に「状況を理解し、橋渡し役になれれば」でDVに関わる本も入手しています(DVの原因に関する私見*を後述します)。
 「夫(恋人)からの暴力」調査研究会 (著)「ドメスティック・バイオレンス ― 実態・DV法解説・ビジョン [新版]」(2002年、有斐閣)、尾崎礼子 (著)「DV被害者支援ハンドブック ― サバイバーとともに」(2005年、朱鷺書房;リンク先は2015年発行の改訂新版**)、DV問題研究会 (著)「Q&A DVハンドブック ― 被害者と向き合う方のために [改訂版]」(2006年、ぎょうせい)をBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。そして冨永忠祐(編)「Q&A ドメスティック バイオレンス 児童・高齢者虐待対応の実務」(2009年、新日本法規出版)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 先のblogハートネットTVで放送の「性暴力被害 トラウマからの回復」について書きましたが、ハートネットのWebサイトで過去の放送に対応した記事が掲載され、その虐待・DV「家族に住所を知られたくない人のために」があります。その記事の内容を「忘れないように」としています。
(税込220円、税込220円、税込220円、税込520円→税込210円)

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