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「性犯罪被害にあうということ」、「子どもと性被害」 [本と映像・音楽の話]

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 NHK Eテレで11月16日放送のハートネットTV「性暴力被害 トラウマからの回復」で「(略)番組では、幼少期に父親から性暴力を受けて育ち、20年以上が経ってPTSDの症状に苦しむ当事者の女性や、最新のトラウマ治療を取取材。被害者が、再び自分の人生を取り戻して生きていくためには、どんなケアが必要か考える」という内容でした。100%の信頼に応えるべき父親が加害者である現実、それが如何に辛いことか・・。やりきれない気持ちを抱きながら、トラウマの治療へのPE療法(認知行動療法)の適用について学びました。
 小林美佳(著)「性犯罪被害にあうということ」(2008年、朝日新聞出版)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。小林美佳さんはその著書の中で、レイプ被害に遭ったことの精神的な辛さ、家族のこと、愛してくれた人のこと、心身のことなどを書かれ、性被害に遭われた方の心情などについてより一層、考えるようになりました*。そして勇気を出してそのことを公表された小林美佳さんに、ジャーナリストの伊藤詩織さんが強姦被害を告発する「Black Box」(2017年、文藝春秋)を出されたのと同様に感謝の気持ちで一杯になりました(「東京新聞」の2020年5月31日の記事:「「真実にふたはできない」声を上げた伊藤詩織さんの覚悟」)。
 吉田タカコ (著)「子どもと性被害」(2001年、集英社)はBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。上記のように子どもの性被害の加害者が父親の場合もあることを考えると「どうやって子供たちを守ることができるのか・・」と考えさせられてしまいます。

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