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「「地震予知」はウソだらけ」 [本と映像・音楽の話]

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 2016年1月15日の長野県軽井沢町でスキーツアーのバスが道路脇に転落して大学生などの15名の方が亡くなられ、26名の方が怪我をされてから7年となりました(NHK NEWS WEB)。「楽しみしていたスキーツアーが一瞬にして・・」、残されたご家族の方のことを考えるとやりきれない気持ちが蘇ってきます。2022年10月13日、富士山の観光バスの横転事故で1名の乗客が亡くなられ、26人が重軽傷を負った事故のことが重なって思い出されます(Yahoo! Japan ニュースNHK NEWS WEB)。
 そして南太平洋にあるフンガトンガ・フンガハアパイ火山の活動が2021年12月に活発となり、2022年1月15日に大規模な噴火を起こしたことを思い出しました(Yahoo! Japan ニュース)。

 「予知成功回数「ゼロ」、特定は「不可能」ーー これが科学的な結論だ! 地震予知がはじまって、50年以上。莫大な予算を使いながら、いまだかつて一度も予知は成功していない。しかも、予知開始時に「およそ現実的ではない」とされた巨大地震が、「起きる可能性は低い」とされた場所に起き、原発集中地域を襲っている。予知における役人と学者の予算獲得競争から国際的な評価までを、日本を代表する地震学者が語る!」と内容紹介される 島村英紀 (著)「「地震予知」はウソだらけ」(2008年、講談社)をBOOKOFF 16号野田店で目にし、「書名は知っていたけれど・・」で入手しました。
(税込110円)

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「にっぽん建築技術異聞 ― この百年を創った人達の光と影」 [本と映像・音楽の話]

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 1月15日国民の祝日に関する法律(祝日法)の改正(ハッピーマンデー)によって2000年から「成人の日」が1月の第2月曜日(8日〜14日)になる前の1948~1999年の間の「成人の日」という記憶が未だに強く残っています。私の日常活動で欠かせないWikipediaの誕生した"Wikipedia Day" (On January 15, 2001, Wikipedia was established and first edited. ) でもあります。そして2020年1月15日にわが国で最初のCOVID-19の感染者が確認されてから3年となりました。現在も第8波のただ中にあるとは、3年前は想像だにしませんでした。

 技術史、その中で特に建築技術史は関心分野です。
 「明治以降、近代建築技術発展に光を当てた人、また影の部分を支えた人達の存在を浮かび上がらせるとともに、建築施工史の裏面をえぐる。」と紹介される 豊島光夫 (著)「にっぽん建築技術異聞 ― この百年を創った人達の光と影」(1994年、日刊建設工業新聞)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目にし、気になってページを開き、様々な工法や地震と構造設計の関係などが解説されていて「興味深い本」となって入手しました。本書は日刊建設工業新聞で平成4年1月から1年半にわたって連載されたものを加筆・補強して発行されたものとのことで、四半世紀以上前の本ですが、興味深く読むことができました。
 建築技術支援協会のWebサイトで「戦後建築技術史への証言」があるのを見つけ、「成程」となっています。
(税込770円→税込220円)

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