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BS世界のドキュメンタリー「グレタ ひとりぼっちの挑戦」(前編:3月1日 23:00~、後編:3月2日 23:00~;NHK BS1) [本と映像・音楽の話]

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 マレーナ&ベアタ・エルンマン/ グレタ&スヴァンテ・トゥーンベリ(原著), 羽根由(訳)「グレタ たったひとりのストライキ」(2019年、海と月社;上)を入手したことを昨年11月のblogで書きました。
 15歳から環境活動家として活動を始めたスウェーデンのグレータ・エルンマン・トゥーンベリさんには「正しい活動を始めるのに年齢は関係ない」を教えられました。
 NHK BS世界のドキュメンタリー「グレタ ひとりぼっちの挑戦 (前編)」(3月1日 23:00~)、「グレタ ひとりぼっちの挑戦 (後編)」(3月2日 23:00~)が放送されます。

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「生命倫理の教科書 : 何が問題なのか」、「テーマで読み解く生命倫理」、「医療倫理学」 [本と映像・音楽の話]

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 NHK BS1スペシャル 「幸せなら手をたたこう 名曲誕生の物語」(2016年)で「幸せなら 手をたたこう」の作詞が木村利人先生(早稲田大学名誉教授、恵泉女学園大学元学長)によるもので、木村先生がバイオエシックス(bioethics;生命倫理学)の研究の草分けとして国際的にも活躍されていることを知りました。
 ひと頃、生命倫理というとヒトゲノム研究を中心に語られていた時代があったように記憶します。しかし、2020年7月、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者に対する嘱託殺人罪で医師2人が起訴された事件(ALS嘱託殺人事件)があり、その範囲が広いことを再確認させられました(安楽死を認められているスイスで死を選んだ日本女性のことを描いた2019年放送のNHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」も見ました)。
 黒崎剛/ 野村俊明 (編著)「生命倫理の教科書 : 何が問題なのか」(2014年、ミネルヴァ書房)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。本書は下記の目次のように医療分野を中心としています。

《 目次 》
 序 章 なぜいま「生命」に関して「倫理」が問題となるのか
 第I部 「自己決定権」をめぐる問題
  第1章 患者の権利と「インフォームド・コンセント」
  第2章 安楽死と尊厳死
  第3章 人工妊娠中絶をめぐる議論
 第Ⅱ部 「生命操作」をめぐる問題
  第4章 脳死と臓器移植
  第5章 「生殖革命」は人間の何を変えるのか
  第6章 遺伝子操作――人間的自由の最終局面
 第Ⅲ部 「医療者の倫理」に関わる問題
  第7章 医療倫理・臨床倫理・研究倫理


■ 「テーマで読み解く生命倫理」
 小泉博明/井上兼生/今村博幸/吉田修馬(編著)「テーマで読み解く生命倫理」(2016年、教育出版)はBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。本書は下記の目次のように「生命倫理の教科書 : 何が問題なのか」より広い範囲を対象としています。

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