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「紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている」、「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」 [本と映像・音楽の話]

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 日本の出版用紙の約4割を製造する日本製紙の基幹工場の石巻工場が、2011年3月11日の津波に飲みこまれて完全に機能停止した絶望的な状態から復興までを取材したノンフィクションとされる佐々涼子(著)「紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている」(2014年、早川書房)をBOOKOFF 16号柏店で入手しました。
 佐々涼子氏が第10回開高健ノンフィクション賞を受賞の「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」(2012年、集英社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 佐々涼子氏は「エンド・オブ・ライフ」(2020年、集英社)で「2020年ノンフィクション本大賞」を受賞されています。

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「おもかげ復元師の震災絵日記」、「津波の墓標」、「津波の霊たち ー 3・11 死と生の物語」 [本と映像・音楽の話]

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 笹原留似子 (著)「おもかげ復元師の震災絵日記」(2012年、ポプラ社)をBOOKOFF 埼玉三郷店で目にし、ページを開いて「お父さんじゃない! と息子さんが泣いていると聞いて、あわてて駆け付けました。復元後、息子さんはお父さんに沢山、話しかけてくれました」というように見開きページに亡くなられた方の絵とその絵について記述されているのを目にし、涙がでそうな感情のたかまりが生じました。それをなんとか抑えてレジに向かいました。復元納棺師として東日本大震災後に沿岸地に入られ、津波や火災で大きな損傷を受けたご遺体を生前の姿に戻す「復元ボランティア」に取り組まれた笹原留似子氏に感謝の気持ちで一杯になりました。2012年のNHKスペシャル「最期の笑顔 ~ 納棺師が描いた東日本大震災 ~」で笹原留似子氏の活動が紹介されていたことを知りました。
 石井光太 (著)「津波の墓標」(2013年、徳間書店)はBOOKOFF 秋葉原駅前店で入手しました。
 リチャード・ロイド・パリー (著), 濱野大道 (訳)「津波の霊たち ー 3・11 死と生の物語」(2018年、早川書房)はBOOKOFF 6号松戸馬橋店で入手しました。

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