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「カラー版 似顔絵」 [本と映像・音楽の話]

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 ギンザ・グラフィック・ギャラリーは好きな場所で2017年のblogでレタリング、編集デザインと私の関係について少しだけ、触れました。そしてgggで開催中の「ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み」(2021年12月10日~2022年3月12日)へ2度行き、作品集「ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み」も入手したことを1月のblogに書きました。
 昨年11月、「週刊朝日の名物企画で、イラストレーターの山藤章二さん(84)が連載している「ブラック・アングル」と読者が投稿する「似顔絵塾」が、22日発売号(12月3日号)で終了する。「ブラック・アングル」は1976年、「似顔絵塾」は81年に始まり、それぞれ通算2260回、1990回が最終回となる。(略)」(朝日新聞デジタル)が報じられました。山藤章二さんの型にとらわれない似顔絵を見る度に「クスッ」とさせられてきました。ありがとうございました。
 山藤章二 (著)「カラー版 似顔絵」(2000年、岩波書店)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目にし、入手しました。本書は山藤章二さんの似顔絵の道に入った経緯を含めて、似顔絵論を中心とした内容で楽しく読めました。斜め読みした程度でソール・スタインバーグの名は見つけられませんでしたが、「ソール・スタインバーグの作品を横目に見て「このような作品もある」程度に理解し、独自の道を歩まれてきたのかな・・」となりました。
(税込110円)

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