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明倫館書店、小宮山書店、三省堂古書館で入手した本 [本と映像・音楽の話]

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 一橋講堂で2020年1月9日に開催の「機械学習と公平性に関する声明とシンポジウム」に参加したことを先のblogで書きましたが、会場へいく前に神保町古書店街に「初詣?」しました。先のblogと購入日からは時系列が逆になりますが、入手した本を紹介します。
 まず、明倫館書店の店頭の平置き台で上のカイザー・ファング(著)『ヤバい統計学 』(2011年、CCCメディアハウス ;売値400円)が目に入り、その「はじめに」の冒頭、「世の中には3つの嘘がある。嘘、真っ赤な嘘、そして統計だ」(There are three kinds of lies: lies, damned lies, and statistics. )と書かれていて、1990年代、統計データとそれを基にした推計で論文を書いたおかげで「政府発表の数字は単純に信じてはいけない」を実感していたことから、即、購入を決めました。

■ 小宮山書店
 小宮山書店の店頭の平置き台で1冊100円で売られていた次の5冊を購入しました。なお、下記のAmazonのリンクに含めた「ルポ 貧困大国アメリカ II 」(岩波新書)は今回、入手できませんでしたが、「今度・・」です。

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■ 三省堂古書館
 三省堂書店の神保町本店の4階の三省堂古書館で250円、550円、108円で売られていた次の三冊を購入しました。以前のblogで私の親族が庭師をしていたことを書きましたが、彼は京都で8年間修業し、地元に帰ってきました。彼に連れられて京都の庭を見にいったこともありましたが、日本庭園については全くわからない私です。ただ、「何か、つかめれば」で「京都名庭散歩」を入手しました。

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■ 雑感
 Web検索していて「神保町ブックフェスティバル」で出版社が苦悩する「せどり問題」( ITmedia ビジネスオンライン)を見つけ、考えさせられました。

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「機械学習と公平性に関する声明とシンポジウム」(2020年1月9日、一橋講堂):ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2020-01-11
明倫館書店で2冊、悠久堂書店で10冊・・:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2020-01-25
力仕事:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2017-06-06
小宮山書店 / KOMIYAMA TOKYO | 神保町 [現代アートや写真集・美術書などの古書買取・販売]
https://www.book-komiyama.co.jp/
神保町本店 - 三省堂書店
https://www.books-sanseido.co.jp/shop/kanda/
三省堂古書館 | 三省堂書店神保町本店特設サイト
http://jinbocho.books-sanseido.co.jp/shop/koshokan
「神保町ブックフェスティバル」で出版社が苦悩する「せどり問題」 - ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1711/04/news014.html


ヤバい統計学

ヤバい統計学

  • 作者: カイザー・ファング
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2011/02/19
  • メディア: 単行本



フィレンツェ――比類なき文化都市の歴史 (岩波新書)

フィレンツェ――比類なき文化都市の歴史 (岩波新書)

  • 作者: 池上 俊一
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2018/05/23
  • メディア: 新書



ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

  • 作者: 堤 未果
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/01/22
  • メディア: 新書



ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)

  • 作者: 堤 未果
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2010/01/21
  • メディア: 新書



(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)

(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)

  • 作者: 堤 未果
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2013/06/28
  • メディア: 新書



沈みゆく大国 アメリカ (集英社新書)

沈みゆく大国 アメリカ (集英社新書)

  • 作者: 堤 未果
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/11/14
  • メディア: 新書



「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)

「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)

  • 作者: マーティン・ファクラー
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2012/07/04
  • メディア: 新書



(139)AIロボットに操られるな! (ポプラ新書)

(139)AIロボットに操られるな! (ポプラ新書)

  • 作者: 大塚 寛
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2017/12/08
  • メディア: 新書



進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)

  • 作者: 池谷 裕二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/01/19
  • メディア: 新書



京都名庭散歩 (京都書院アーツコレクション)

京都名庭散歩 (京都書院アーツコレクション)

  • 作者: 水野 克比古
  • 出版社/メーカー: 京都書院
  • 発売日: 1997/01
  • メディア: 文庫



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コメント 2

いっぷく

「ヤバい」というタイトルだとセンセーショナルなイメージを抱かせますが、中身は奇をてらったものではなく統計の解し方を説く話でしたね。
by いっぷく (2020-01-26 20:34) 

robotic-person

>いっぷく さん、
原題は"NUMBER RULE YOUR WORLD - The Hidden Influence of Probability and Statistics on Everything You Do"という、至極、真っ当なものなのですが、たぶん、日本では現在も書名が出版社の専権事項で、あのような品のない題名をつけてしまうのでしょうね・・
 「訳者あとがき」で「(略)本書は、世の中を良い方向に変えてきた統計学の実証的なエピソードが綴られている。(略)本書のもう一つの特徴は、統計の本によく登場する回帰直線やら正規分布のグラフやらがないこと。専門用語を極力使わずに、数式ではなく言葉で統計学のツボをかみ砕いている(略)」とという素晴らしい本です(私も「訳者あとがき」の内容に同意)。
 「人の目をひきつければいい」という下種な出版社の担当者の考えが、よい本の品位を落としているのがやりきれません。
by robotic-person (2020-01-26 21:15) 

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