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『沿岸災害の予知と防災 - 津波・高潮にどう備えるか -』(1988年、白亜書房)、『地震と火山の災害史』(1977年、同文書院) [本と映像・音楽の話]

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 あの日から6年が経ちました。

■ 『沿岸災害の予知と防災 - 津波・高潮にどう備えるか -』
 高橋博・竹田厚・谷本勝利・都司嘉宣・磯崎一郎編集『沿岸災害の予知と防災』(1988年、白亜書房)を明倫館書店で入手したのは以前のblogより昨年の12月11日のことでした。そして積読の山から本書を取り出し、斜め読みを終えました。総408ページのうち、175ページが津波について解説され、『まえがき』は「国民全員が津波に備えよう」と見出しされ、11ページにわたって津波への対応を訴えかけています。つい、「東日本大震災前にここに書かれたことが共通の知識となって行動できていたら・・」と考えてしまいました。

 << 目次 >>
 まえがき
 第Ⅰ章 沿岸災害概説
 第Ⅱ章 津波
 第Ⅲ章 高潮災害
 第Ⅳ章 波浪災害
 第Ⅴ章 その他の沿岸災害
 おわりに


■ 『地震と火山の災害史』
 伊藤和明『地震と火山の災害史』(1977年、同文書院)を入手したのはblogより、昨年の6月18日のことでした。こちらも斜め読みを終えました。過去の災害の被害状況を知ることで同様な災害が起きた場合、どのような被害が起きるか、イメージしやすくなります。この面で勉強になりました。

 << 目次 >>
 はじめに
第1部 地震観の変遷
 1. 古記録は語る
 2. 竜神が火を吐く
 3. 地中の陽気が地震を起こす
 4. 磁石が地震を予知する?
 5. 地震となまず
第2部 近世の地変史
 1. 元禄地震
 2. 富士山の宝永噴火
 3. 浅間山の天明噴火
 4. 島原大変
 5. 鳥海山噴火と象潟地震
 6. 善光寺地震
 7. 安政江戸地震
 8. 有珠山噴火
 あとがき


■ 雑感
 今日、インターネットの普及により、様々な災害や防災に関する情報にアクセスできるようになりました(内閣府の防災情報防災科学技術研究所京都大学防災研究所など)。一方、私の積読のように「そこに情報があるから・・」と安心しきって読まないことも想定されます。
 難しい問題です・・。

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キャプテン・ジブ・ヴォーゲル著『エアバスA380を操縦する』(2012年、ブルーバックス):ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2016-12-28-1
神保町古書店街で7冊入手:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2016-06-22
防災情報のページ - 内閣府
http://www.bousai.go.jp/
消防防災 :: 総務省消防庁
http://www.fdma.go.jp/disaster/
消防庁 地震防災マニュアル
http://www.fdma.go.jp/bousai_manual/
NIED|防災科学技術研究所
http://www.bosai.go.jp/
京都大学防災研究所 Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University
http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/
災害調査報告 | 研究活動 | 京都大学防災研究所 Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University
http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/disaster_report/

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