FinePix F300EXR : ぼかしコントロール [2. 道具(カメラ)]
ぼかしなし
コンパクトデジタルカメラでもレンズのボケ味が云々されることがあります。
著者のFinePix F300EXRの用途はぼけては困るメモカメラで、FinePix F70EXRで導入され、F300EXRにも入っている「ぼかしコントロール」には全く興味ありませんでした。しかし、ふと、「シャッターを押すと最大3コマ連写し、カメラが自動的にピントを合わせた被写体以外の背景をぼかす」という処理方法に関心が出て、機能確認のため、カメラを三脚に載せ、試験撮影してみました。
ぼかしコントロールが使える画像サイズはM(600万画素)とS(300万画素)で、ぼかし効果は以下の撮影例(3Mで撮影し、512×384画素でトリミングしたもの)のように強度の数字が大きくなる程、強くなります。しかし、いずれのぼかし強度でもぼかしコントロールでぼかされた部分と他の部分が明確にわかり、不自然さは否めません。これは6Mで撮影しても同じ結果でした。
やはり、ぼかしコントロールはカメラのレンズの被写界深度によって生まれる自然なボケとは別物です。
さて、肝心のぼかしコントロールの処理ロジックですが、残念ながら、まだ、「こういう方法かな・・」というものに気づくに至っていません。特許などを調べれば簡単かもしれませんが、自分で考える楽しみがなくなりますので、また、思い出したら考えてみようと・・。
ぼかしあり(強度1)
【以下の画像は512×384画素でトリミングしたもの】
ぼかしなし
ぼかしあり(強度 1)
ぼかしあり(強度 2)
ぼかしあり(強度 3)
確かに、これではいかにもトッテつけた感が
漂ってますね。
by うえいぱうわ (2011-11-04 22:54)
こういう機能は「遊び」と考える必要があるのでしょうね!
by robotic-person (2011-11-05 00:08)