電子書籍「自炊」に関するメモ書き（その２） ・・・ 表紙の処理 [本と映像・音楽の話]
PIXUS MX850(CANON)
ScanSnap S510（Fujitsu）
（その１）で電子書籍「自炊」における書籍の準備を書きました。（その２）はソフトウェアとハードウェアについて書きます。
私がpdf化に使用しているソフトウェアはAdobe Acrobat 9 Proです。そしてスキャナとして、表紙やカラー、あるいは写真のページはPIXUS MX850(CANON)、大量にある文字のページはScanSnap S510と、２台を使い分けています。これはScanSnap S510で納得できるカラーのスキャンができないのが理由で、MX850ではなく、他のフラットベッドスキャナでOKです。
書籍を解体する前に、カバー、カバーの折り返し部、表紙、裏表紙をMX850でスキャンしてpdfファイルを作成します。Acrobatのカスタムスキャンを利用する場合は、定規で書籍の縦横を測って読取サイズを設定（読取サイズは少し大きめに設定で可。後でAcrobatのトリミングで処理可能）してスキャンします。なお、この時、見返しのページをスキャンする代わりに、スキャンを白黒に設定して何も置かない状態でスキャンして白ページを２枚作成する方法もあります。（Acrobat で２ページを閲覧する場合に見開きのページがずれる場合、この白ページの調整で見開きを見やすくもできます。）
上記の手順で作成した表紙などのpdfファイルは書名にして保存します。そして書籍を解体して読み込んだページはこの表紙のpdfファイルの中に挿入します。
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電子書籍「自炊」に関するメモ書き（その１）：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2010-10-09
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