三菱倉庫 江戸橋倉庫ビル

三菱倉庫　江戸橋倉庫ビル　（1930年竣工、東京都選定歴史的建造物）

　建物の寿命についてマスメディアは50年とか60年とか無責任に記事にすることがあります。建物の法定耐用年数という言葉がありますが、単に減価償却の基準に与えているもので建物の寿命と関係ありません。以前、会計をやっていたという女性から「建物の寿命は法律で決まっているんでしょう」と自信を持っていわれた時は、「法定」という言葉は重いんだなあと変なことに関心してしまったことを思い出します。

　日本橋界隈には建物の寿命が50年とか60年でないことを示す証拠となる、三越本店（1927年）、三井住友銀行東京支店（1929年）、野村證券本社ビル（旧・日本橋野村ビル、1930年）、そして三菱倉庫　江戸橋倉庫ビル（1930年）があります。

　地価の高い場所ですので、「もっと大きな収益を・・」が建て替えの理由となる都心部。船を思わせる江戸橋倉庫ビルも外観のイメージを保存しながら2011年に賃貸オフィスと変身するために着工とのことです。

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　2008年にスタートし、第3回目となる「open! architecture 2010」が5月21日～6月13日、開催されます。5月22日、文京区の旧安田邸の見学とハープ演奏（事前申込制）が楽しめるとのことです。他にも様々なイベントがあります。

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三菱倉庫江戸橋倉庫ビル・都選定歴史的建造物
http://www.ee-tokyo.com/kenzoubutsu/mitsubishi/mitsubishi.html
東京・日本橋に環境対応型の高層オフィスビルを建設－東京都選定歴史的建造物である現在の建物「江戸橋倉庫ビル」の外観を保存しながら安全・安心・快適さを追及した賃貸オフィスを提供－｜三菱倉庫株式会社
http://www.mitsubishi-logistics.co.jp/news/2010/100129.html
日本初・建物一斉公開イベント｜open! architecture
http://open-a.org/index.html