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「物理の散歩道」 [本と映像・音楽の話]

 「物理」の名前のもとにその分野を勉強しはじめた時に読んだ本が下記の岩波書店の本。当時、類書がなく、内容が面白かったこともありますが、「それを読んでいる自分がいる」ということ事体が新しい世界に一歩、踏み込んでいるような気持ちがしてワクワクとして楽しいものでした。(本blogに「散歩道」とつけたのもこの当時のことを思い出してです)

ロゲルリスト*1著:「物理の散歩道」(全5冊)、岩波書店
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/7/005901+.html

 そういえばあの頃、「多量の情報が存在する現在、それらの情報を全て得ようとすること事体が一人の人間が一生を費やしても不可能*2。本を読むばかりでは、他者の考えを身につけるだけで、自分を見失ってしまう*3、読む本を絞ろう」と、新しい知識の蓄積に役に立つ本はOKとして、小説の類を読むことを止めることにしてしまいました。その後、科学ドキュメンタリーに属するものや、英語の勉強になるもの、旅行中は、などと様々な緩和条件を付加しましたが、原則は現在も継続させています。

*1:ロゲルリストは個人の名前でなく、執筆者グループの名前
*2:本を読む速度から一生で読める本を計算して結論。現在なら、1日に世界で発行される本の数を調べて、となるでしょう。
*3:当時、ドストエフスキーの「罪と罰」を読んでいて、読後、その影響から立ち直るのに数日要したこともありました。


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