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「モーツァルト/アリア集 ー キャスリーン・バトル」("Kathleen Battle Sings Mozart") [本と映像・音楽の話]

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 "Kathleen Battle Sings Mozart" (1987) をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 入手の理由はKathleen Battleという名前に何か、親しみのようなものを感じたためでした。Web検索してWikipediaに「1986年夏から、ニッカウヰスキーのコマーシャルに「オンブラ・マイ・フ」(リンク先はYoutube)を歌って出演したことで一躍有名になる」との記載を見て「その関係かな?」になりました (^_^;

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「ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか」 [本と映像・音楽の話]

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 Wikipediaの非正規雇用の中で次の記述があります。

 「(略)長い間、職業安定法の下、きわめて限定的な雇用形態として位置づけられてきており、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律(労働者派遣法)の制定により正式に法律で規定されたのは1986年。当初は13業種と制限されていたが、1996年には26業種へと拡張され、さらに1999年、2004年、2015年の改正で対象業界と業種が大幅に拡大した。リーマンショック後の2008年末から2009年にかけて、これら改正で拡大された業種などで、派遣業者による労働者の大量解雇及び雇い止めが発生し、一般的に派遣切りと称されて社会問題化した。(略)」

 2020年のblogで勤務していた会社の職員組合の賃金対策部長を1年間、務めていたことを書きました。その中で生涯賃金の考え方、勤務していた会社のモデル賃金、家族モデルによる生涯支出を計算しての賃上げ要求を算定していました。そして当時は13業種と制限されていた時代で、今日のような非正規雇用によって賃金格差が拡大することは思いもしませんでした。
 岸田文雄首相「新自由主義」を連呼していますが、「日本の新自由主義の事例(Wikipedia)として示される中曽根政権の「民活プロジェクト」とする民間企業を利用した「財政負担なき社会整備」、日本専売公社・日本国有鉄道・日本電信電話公社の三公社の民営化、橋本政権の金融ビッグバン、小泉政権の「聖域なき構造改革による規制緩和」によって何が起きたか・・。国民の所得格差が拡大したのは間違いないと思います。それなのに「新自由主義」、「新自由主義」、・・(後に「新しい資本主義」)と連呼するのは「何も考えていないのではないか・・」となります (T_T)
 新型コロナウイルス感染症、そしてロシア軍のウクライナ侵攻によって、他の地域と同様、ヨーロッパ諸国は否応なしに変化の渦に巻き込まれています。このような中で「ドイツ人の平均可処分所得(手取り)は年290万円と意外に低い。しかも、消費税(付加価値税)は19%と高い。にもかかわらず、多くのドイツ人が「生活に満足している」と答えているのはなぜか? いっぽう、サービスが行き届いた世界一便利な国・日本で、日本人の多くが生活に「ゆとり」を感じられないのはなぜか? ドイツ在住29年の日本人ジャーナリストが肌で感じた「ドイツ流・お金に振り回されない」生き方・働き方を明らかにした一冊。」と内容紹介される 熊谷徹 (著)「ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか」(2019年、青春出版社)を「今日の状況に対しては・・」と考えながらBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
(税込520円→税込110円)

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