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「再生可能エネルギーの真実」と「スマートエネルギーWeek」(2021年3月3~5日、東京ビッグサイト) [展示会、セミナー、博物館等]

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 SDGs (Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)、各目標は関連深く、単純に個別で扱うことはできませんが、菅総理が「わが国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします。」と述べましたが、目標7 [エネルギー]の「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する」、目標13 [気候変動]の「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」は重要です。
 1970年代のオイルショックからエネルギー源として石油への過大な依存が見直され、石炭の使用、地熱発電、そして海洋温度差発電などの研究が行われましたが、研究の多くは継続的な取り組みとはならなかったことが記憶に残っています。それもあって山家公雄(著)「再生可能エネルギーの真実」(2013年、エネルギーフォーラム)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で見て次の目次から入手しました(税込370円)。

【目次】
 第1章 風力発電
 第2章 海洋エネルギー
 第3章 太陽光発電
 第4章 地熱発電とバイナリー
 第5章 中小水力
 第6章 バイオマスと1次産業①
 第7章 バイオマスと1次産業②
 第8章 再エネ政策を考えるヒント

 「スマートエネルギーWeek」として「二次電池展」、「[国際]水素・燃料電池展(FC EXPO)」などが3月3~5日、東京ビッグサイトで開催で会場へ行きました。3月3日、NHKで全固体電池について解説されていて「見たい!」でしたが、その展示ブースは事前予約の全てが「満」となっていて「残念・・」となりました。
 西展示棟ではTOYOTA、HONDAなどの協力による大容量給電機能FCバス(「FCバス ”移動式発電所”」を見ることができました(TOYOTAの都バスとして使われる燃料電池バス「SORA」の燃料を増強したもの)。上記の菅総理の宣言もあってか、西展示棟は活気があったように感じました。なお、COVID-19の影響で「展示を中止」と表示のブースも散見されました。
 前回、MEGA WEBへ行ったのはblogより昨年11月のことで東京ビッグサイトの展示を見た後、「久し振りに」と考えたのですが、スマホで開館状況を確認したところ、COVID-19のために「1月9日より当面休館」となっているのがわかりました。

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