お茶の水橋と聖橋の工事

　6月22日、文京区区民センターで新聞労連 第62回新研中央集会「官邸会見の役割から考える〜ジャーナリズム、本音と建前」に参加した後、「雨がぱらついているから店頭に古書は並べられていないけれど神田神保町古書店街へ」と、健康のためのウォーキングを兼ねて向かいました。予想通り雨のために古書店で店頭に並べられた本を漁ることはできませんでしたが、三省堂書店神保町本店の4階の三省堂古書館で「重ね地図でわかる東京首都圏未来予想図」（2018年、宝島社新書；販売価格300円）を見つけ、購入しました。
　それから「しばらくJR御茶ノ水駅の工事状況を見ていないからTX秋葉原駅まで歩いていこう」をしました。JR御茶ノ水駅の工事は現在も行われていますが（平成33年竣工予定）、お茶の水橋（1931年完成、長さ80m）、聖橋（1927年完成、長さ79.3m；土木学会 選奨土木遺産）も工事中で「いたるところで工事だなあ・・」になりました。





■　お茶の水橋橋梁補修補強工事
　橋梁補修補修工事「お茶の水橋」として「1) 橋の補修（塗装工事）」、「2) 橋の補強（橋脚の補強、落橋防止措置）」、「3) 橋の高欄に手すり設置」、「4) 歩道の拡幅・バリアフリー化」、「5) 歩道の保水性ブロック舗装（夏の路面温度を抑える）」、「6) 老朽化した車道舗装の打ち換え」、「7) 車道の遮熱性舗装（夏の路面温度を抑える）」、「8) 街路灯のLED化」、「9) ガードパイプの設置（歩行者の安全確保）」が平成30年4月上旬から令和7年3月31日の工事期間として実施されていました。作業時間は昼間施工が8:00～18:00、夜間施工が20:00～翌6:00とされます。










お茶の水橋を東京医科歯科大学側の歩道から撮影

■　聖橋長寿命化工事（橋台補修）その２
　聖橋長寿命化工事について約3年前のblogで書きました。東京都発注予定案件のWebサイトの「聖橋長寿命化工事（橋台補修）その２」によれば、橋台・擁壁コンクリート補修工、橋面舗装工（車道）、橋面舗装工（歩道）、歩道床版取替工（プレキャストPC床版）、伸縮装置設置工（車道）、伸縮装置設置工（歩道）、道路照明取替工、車両用防護柵取替工、鋼桁補修工、水平力分担構造設置工、そして工場製作重量2.931ｔ、継手部現場塗装工、鋼桁塗替塗装工、仮設工（足場）で構成され、工期は契約確定の日から平成32年2月25日までとされていて「まだまだ、工事が続くんだなあ」となりました（上記のWebサイトで聖橋の橋長は72.91mとされます）。






歩道関係の工事として橋面舗装工（歩道）、歩道床版取替工（プレキャストPC床版）、伸縮装置設置工（歩道）が示されていますが、逆梁らしいものが見えることから「プレキャストPC床版の取替工事かな？」と考えました


中央に東京復活大聖堂教会（ニコライ堂）が見えました

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新聞労連シンポジウム「官邸会見の役割から考える〜ジャーナリズム、本音と建前」（2019年6月22日、文京区区民センター）：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2019-06-23
聖橋長寿命化工事：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2016-06-21
御茶ノ水駅の新たな構造物がみえてきた、聖橋も修繕がはじまったし | 鉄道コラム | 鉄道チャンネル
https://tetsudo-ch.com/7829687.html
お茶の水橋及び後楽橋の補修補強工事について（文京区土木部、平成28年11月9日庁議資料）
http://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0120/4256/3_17.pdf
土木遺産“聖橋”の長寿命化設計 | 中央復建コンサルタンツ株式会社
https://www.cfk.co.jp/topics/473
その１ 橋梁の構造と種類について | 橋梁の基礎知識 | 株式会社長野技研｜長野県の建設コンサルタント
https://www.naganogiken.co.jp/knowledge00/knowledge1/
歴史的鋼橋の保存技術に関する研究
http://www.waseda.jp/sem-yoh/temp/01/03nagata.pdf

カラー版 重ね地図でわかる 東京・首都圏未来予想図 (宝島社新書)

• 作者: 別冊宝島編集部
• 出版社/メーカー: 宝島社
• 発売日: 2018/02/17
• メディア: 新書