スティック型PC MS-NH1を32ZP2に組合せ [2. 道具(PC)]
先のblogでスティック型PC 「m-Stickシリーズ MS-NH1」(mouse computer)がヨドバシ.comで1月24日入荷予定であることを書きました。そして1月24日、MS-NH1が手元に・・ (^_^; *
写真の上右がMS-NH1本体。「これがPC・・」という小ささです。上左がHDMI延長ケーブル(約10cm)、下左がUSB-ACアダプタ、そして下右が電源供給用USBケーブルです。箱に入っているのはこの他、A4判のファーストステップガイド・保証書のみで、このファーストステップガイド、文字が小さく読みにくいため、複合機のPX-1700FでA3判に拡大コピーしましたが、それでも小さな文字・・。「使用説明書は拡大鏡を用いないでも読める文字の大きさで制作して欲しい!!」
LDの32型液晶テレビ32ZP2(TOSHIBA)、インターネット接続機能はありますが、以前のblogで書いたようにブラウザの機能に制約があり、PCと同じようには使えません。これがMS-NH1を以下のようにセットアップして組合わせることで制約なく使えるようになりました、当然ですが・・。そして32ZP2に接続したAVシステムでインターネットラジオが聴けるようになりました。昔のAVシステムはAVアンプが中心にありましたが、現在はTVがAVシステムの中核になっていることを実感しています。
今後のMS-NH1の環境整備は、現在、MS-NH1が32ZP2の裏側でその電源ボタンの操作性が悪いことから50cmのHDMI 延長ケーブルを入手して32ZP2の手前に位置させて電源ボタンの操作性を改善すること、タッチパッド搭載のBluetooth 対応キーボードを入手してUSBケーブル接続の制約を外すこと、micro SDメモリーカード (micro SDXC or micro SDHC)を入手して記憶容量の制約の緩和です。
■ MS-NH1のセットアップ
【セットアップに使用した機材】
MS-NH1と組合わせるのはLDの32型液晶テレビ32ZP2(TOSHIBA)で本機を初期設定するために、手持ちのUSB接続のミニキーボード OWL-KB77U/P (Owltech)、 BSMOU05S (Buffalo)、そしてUSBハブU2H-H4SSV (ELECOM)をMS-NH1に接続し、32ZP2に接続しました。
【Windowsのセットアップ】
32ZP2をPOWER ONして入力をHDMIのMS-NH1を接続したポートに切り替え、MS-NH1をPOWER ONしたところ、しばらくしてmouse computerの表示がでて、Windowsのセットアップが開始されました。
(1) mouse computerと表示後、地域と言語の設定画面がでますが、変更の必要はなく、「次へ」。
(2) ライセンス条項は記載内容を確認の上、「同意します(A)」
(3) パーソナル設定で背景色とPCの名前を設定します(私は背景色はデフォルトでPC名のみ設定)。
(4) オンラインに接続で私はSSIDの設定をしていますので、接続先の最後に表示される「非公開のネットワーク」を選んでSSIDの名称とパスワードを入力してインターネット接続しました。
(5) 設定は「簡単設定を使う」を選びました。
(6) MicrosoftアカウントへのサインアップはWindows 8.1 TabletのASUS VivoTab Note 8で使っているアカウントで行ないました。その後、「情報の保護にご協力ください」で私のE-mailアドレスを入力し、その結果、Microsoftから送られてきたコードを「受取ったコードを入力してください」の画面で入力し、「PCの設定を選びます」の画面で新しいPCとしてセットアップを選びました。
(7) OneDriveをお使いになれますはそのまま、「次へ(N)」を選びました。
(8) (7)の後、画面のメッセージは次のように変化していきますが、「あともう少しです」の後、マウスカーソルのみが表示される状態となり、小一時間経ても変化しないため、キーボードから[Ctrl] + [Alt] + [Del]を入力してタスクマネージャーを起動し、動作状況を確認した上、画面表示されたアイコンを選んで再起動させました。その結果、Windowsが立ち上がるまで内部設定のためにしばらく時間がかかりましたが、無事にWindows 8.1が起動しました(「?」と思った小一時間の待ち時間を含めて1.5時間ほどの作業時間)。
直前の上の画像が表示中、32ZP2の前を離れて戻ってきたら、最後のマウスカーソルのみが表示される状態となり、「Windows updateのためにファイルのダウンロードをしているのかな・・」と小一時間待ちましたが、画面に変化はないため、キーボードから[Ctrl] + [Alt] + [Del]を入力してタスクマネージャーを起動しました。そして再起動しようとして画面から操作した時に「2個のアプリを閉じて、再起動します」としてタスクマネージャーとTask Host Window(メッセージは「タスクホストでバックグラウンドタスクを停止しています。(\Microsoft\Windows\WS\Badge Update)」)が表示されました。
(9) 再起動して無事にWindows 8.1の起動画面が表示され、パスワードの入力でスタート画面が表示されました。ブラウザを起動してNHKネットラジオ らじる★らじるを表示して番組を選び、AVレシーバーに接続したスピーカーからインターネットラジオが聴こえてくるのを確認し、「よしよし (^_^) 」となりました。そしてWindows update を行なって最新の状態にしました。「29個の重要な更新プログラムが利用可能です。」、「2個のオプションの更新プログラムが利用可能です。」の表示で、まず、28個の重要な更新プログラム(291.3MB)のインストールをして再起動後、残りのプログラムを更新しましたが、28個のプログラムの更新のためのダウンロードのファイルサイズの%表示が40%台の値から表示されたため、「ひょっとして((8)の最後で)ダウンロードしていたのかな?」です。まだ、短時間の使用ですが、MS-NH1は不具合なく、動作しています。そして32ZP2と組合せ使用という目的に対して大満足です。
■ ネットワークラジオ
以前の『PJ-20 Maniac:「インターネット時代のラジオ活用術」として全面改訂』と題するblogで趣味で作成している電子ブックの"PJ-20 Maniac"を、ラジオ放送とインターネットラジオに関する解説を大幅に増やして全面改訂したことを書きました。
32ZP2とAVレシーバーAVR-550SD(DENON)は光伝送ケーブルで接続していて、MS-NH1の音声出力をそのまま、AVR-550SDで再生することができます。インターネットラジオを聞けるネットワークステレオレシーバーといった製品を販売されていますが、MS-NH1を組合わせたことで既存のシステムを利用して下記のようなインターネットラジオが聞けるようになりました。
■ まとめ
Windows 8.1 32bit 日本語版 [DSP版]はヨドバシ.comで14,720円(税込)で販売されていますが、ほぼ同等の機能がPC込みでヨドバシ.comで21,380円(税込)で入手できました(ポイントを考慮すると (^_^) )。「出物の小型PCは・・」でOSを含めると結構な価格となることから躊躇していたことが、出費を抑えることにつながりました。私のような使い方をするために「安価なPCが欲しい」と考えている人、結構多いのではと想像されます。
* : ヨドバシ.comで1月23日、理性がお留守になった瞬間にポチッをしたところ、入荷予定の1月24日に手元に届きました (^_^;
以前、LDでインターネットラジオを聴けるように、休眠となったノートPC dynabook SS S20 (Toshiba) を置き、そのPhone端子にRCA変換ケーブルを接続し、AVレシーバーのAVR-550SD(DENON)に接続していましたが、ノートPCが場所取りとなり結局、片付けてしまいました。 MS-NH1なら場所もとらず、液晶テレビ32ZP2に接続した他の機器と同様、AVR-550SDとは光デジタルケーブル接続となります。
----------
スティック型PC 「m-Stickシリーズ MS-NH1」|BTOパソコンのマウスコンピューター
http://www.mouse-jp.co.jp/abest/m-stick_nh1/
スティック型PC 「m-Stickシリーズ MS-NH1」:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2015-01-23-1
4K、8K放送とREGZA 32ZP2:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2014-12-31
PJ-20 Maniac:「インターネット時代のラジオ活用術」として全面改訂:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2012-03-27
マウスコンピュータ Windows 8.1 with Bing搭載スティック型PC MSNH1
- 出版社/メーカー: マウスコンピューター
- メディア: エレクトロニクス
コメント 0