パーソナルファクシミリの進化は続く、KX-PW820, KX-PW608

KX-PW501DW (Panasonic)

　住処の電話の役割は上の写真のパーソナルファクシミリが担っています。留守番電話が入ると留守用件転送機能で常時携行のPHSを呼び出してくれ、ドアホンアダプタの接続で２台のワイヤレス子機を含め、近い場所にあるものからドアホンの呼び出しに対応できます。そしてドアホンワープ機能でPHSも呼び出してくれます。また、2回線を使用していることからPCに接続した複合機PIXUS MX850　(CANON)がPC FAXを含めて日常的なファクシミリ送信の役目を担っています。
　このような使用状況でファクシミリには関心があるのですが、最近は「ファクシミリの技術開発は頭打ちかなあ」と思っていました。ところが最新のPanasonicのファクシミリ・電話機のカタログでKX-PW820, KX-PW608の機能を見て、「技術開発はまだ進んでいるんだなあ」と気付かされました。
　「パーソナルファクシミリはPCを無視しているのかなあ」と考えていたのですが、ファクシミリをSDカードに対応させることで電話の内容やファクシミリで受信した内容をPCで処理でき、また、ファクシミリの電話帳もPCで編集できるようになり、親和性が高くなっていました。なお、パソコンで作成した文章をファックス用にデータ変換してSDカードに記録し、このメディアをファクスに差し込んで送信できるファックス送信用変換ソフトも提供されていますが、これは私のようにPC FAXを使用する人には必要ありません。
　電子メールが通信の主体で、ファクシミリは時々使用するという存在になっていますので、現在、使用の機械を「買い替えて・・」までにはなりませんが、パーソナルファクシミリの技術開発が続いていることを認識しました。

パナソニック デジタルコードレス普通紙ファクス(子機1台付)(シルバー)KXPW820DLS KX-PW820DL-S

• 出版社/メーカー: パナソニック
• メディア: エレクトロニクス