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スピーカー SC-7.5(DENON)の復活!! [2. 道具(AV機器)]

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ファンテックの交換用エッジRA06と水性ボンドセット
ファンテック ≪SPEAKER PARTS & REPAIR≫ スピーカー修理・オーディオパーツ販売
http://www.funteq.com/home.htm
ファンテック -- スピーカー修理用エッジ --
http://www.funteq.com/shop/shop1.htm

 お盆前のblogで小学生に太鼓の叩き方を教えるのに使ったスピーカーSC7.5のウーファーのエッジがバラバラになったことを書きました。2ヶ月経ってしまいましたが、ファンテックから入手した交換用エッジRA06(2,500円/枚×2枚 → 5,000円)と水性ボンドセット(400円)を使ってエッジをやっと交換しました。ボンドで接着する前、ファンテックから紹介のあった「エッジ交換の流れ (裏張りユニット)」に書かれるようにエッジをコーン紙の所定位置にセットして、(ボンドを塗布した状況をイメージしながら)エッジをセットする作業をシミュレーションして心の準備をするとともにエッジの凸部とコーン紙の間隔を確認しました。そしてボンドを塗布してコーンとエッジ、そしてその部分が乾いたらエッジとフレーム側の接着を行いました。SC7.5のウーファーは16cmであり、心配したセンター出しも確認作業で済みました。
 音出しはPAT METHENY GROUPの"STILL life (talking)"、そしてBILL EVANS TRIOの"EXPLORATIONS"。BILL EVANS TRIOの音は聞き馴れていることもあり、懐かしい旧い録音の音が出た瞬間、「完全復活!」を確信しました (^_^)
 残りの2本のSC-7.5の改修のため、ファンテックへ交換用エッジRA06を1セット分追加注文です。

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ヘキサゴンレンチでウーファーを固定するビスを取り外し

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六角孔付き木ネジ?!を取り外した状況

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ウーファー(重さ1,460g)をスピーカーボックスから外して裏返した状態

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SC7.5のネットワーク

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SC7.5からウーファーを取り外した状態

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ウーファーから化粧リング(合成樹脂製)を外した状態

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ウーファーの裏側に旧いエッジが残った状態

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爪で、また、爪の届かないところはカッタの先端を使って旧いエッジを除去した状態

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旧いエッジを除去したSC7.5用ウーファー

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ファンテックの取り扱い説明書に従ってエッジを交換したウーファー

<< 分解したのと逆の手順で組立て >>


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補修完了!
・ 低音が机の面に反射してブーミーにならないようにウーファーを上にしています
【SC-7.5(DENON)の仕様】
形式:2ウェイ バスレフ型(防磁型)、16cmコーン形ウーファー、 G-Bホーンツィーター
再生周波数:45Hz~45k[Hz]、クロスオーバー周波数:4k[Hz]
平均出力音圧レベル:90[dB]、入力インピーダンス:6[Ω]、最大許容入力:100[W]
寸法:20×33.5×22.1[cm]、重量:5[kg]
50,000円(2台1組、1992年頃発売)

追記:SC-7.5について】
 「住処で映画を楽しもう」とAVサラウンドシステム用のスピーカーを物色していて石丸電気(懐かしい名前になってしまいました・・)で、PA用スピーカーのデザインで16cmウーファーの2ウェイで防磁タイプのSC-7.5が『特価』ででていて、『特価』が気になって視聴し、渋めのヨーロピアンサウンドが気に入ってフロントスピーカー用として1セット入手しました。そしてリアスピーカーには住処にあったSC-5.5(DENON)を使いました。その後、しばらくして再び、石丸電気で特価のSC-7.5が目に入り、私のために用意してくれたような気がして2セット目を入手しました。
 SC-7.5、小型ながら16cmのウーファーでそこそこの低音を聴かせてくれるのが気に入っていますが、やはり、「広角120度のワイドなリスニング・エリアを確保」とするG・Bホーンのツィーターがリスニングポジションの制約を少なくすることからAVサラウンドシステムの用途にも魅力と思います。G・BホーンはSC-L50(1988年)のツィーターとして登場したもので「新開発G・Bホーンはガウス関数、ベッセル関数の組合せにより左右120度の広指向エリアを確保すると同時に、特性のピーク、ディップなど音質劣化の原因を排除し、平担な周波数バランスを獲得しました。」とされます。
 経年劣化した表面のスエード調の仕上げを除去し、ウーファーのエッジを修理交換してSC-7.5を使い続けているのは、私の "MOTTAINAI" 精神もありますが、やはりスピーカーシステムとしての魅力が現在もあることによると思います。

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スピーカー SC-7.5(DENON)のエッジのバラバラ事件:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2012-08-13
SC-7.5(DENON)、復活へ・・:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2011-09-16-2
・ こちらの復活は表面のスエード調塗装の劣化に対するものでした
ファンテック ≪SPEAKER PARTS & REPAIR≫ スピーカー修理・オーディオパーツ販売
http://www.funteq.com/home.htm
ファンテック -- スピーカー修理用エッジ --
http://www.funteq.com/shop/shop1.htm
DENON スピーカーシステムSC-7.5の仕様 デノン-デンオン
http://audio-heritage.jp/DENON/speaker/sc-7_5.html
DENON Museum - Model History - 1988 - SC-L50
http://www.denon.jp/JP/MUSEUM/products/scl50.html

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