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東京藝術大学正門再生プロジェクトの現状 [3. 記事]

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 東京藝術大学のWebサイトを通して「東京藝術大学正門再生プロジェクト」を知ったことを先のblogで書きました。そしてそして東京藝術大学大学美術館で開催の「呼吸する彫刻」退任記念 北郷 悟 展などを見るのとあわせて、正門の現況を見ました(詳細は東京藝術大学正門再生プロジェクトのWebサイト参照)。
 東京藝術大学のオリジナルの正門及びその周辺はレンガをモルタルで結合したレンガ積の構造です。そしてモルタルは排気ガスなどの影響で中性化し、強度が低下します。この再生プロジェクトでは門柱の中心に鉄筋コンクリート製の柱を構築し、その周囲に以前の正門で使用されていたレンガを取り付け、強度と歴史的外観を両立させようとするものです。正門部分は上の写真のように既に再生されていましたが、その周辺のレンガの柱はモルタルが欠損し、レンガも欠けている状況で両端の柱は応急措置の鉄製の補強材が取り付けられていました。美術学部の旧正門の門柱も補強材が取り付けられた状態でした。
 お志のある方、再生プロジェクトへの協力、よろしくお願いします。

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