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江戸川左岸自転車道の拡幅部のひび割れ [3. 記事]

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江戸川左岸自転車道の拡幅部のアスファルト舗装のひび割れ

 堤防を築造する築堤に用いる建設材料は止水性などを考慮して選ばねばなりませんが、昔、建設された堤防はどのような材料が用いられたか、記録に残されていないものが少なくないといわれます。南流山通信ブログ「江戸川左岸自転車道の工事」で書いた堤体からの漏水の記事もそれに関連するものといえます。
 10月14日、先のblogのように台風19号後の江戸川左岸堤防を歩いていて、江戸川左岸自転車道の拡幅部のアスファルト舗装に写真上のひび割れが生じているのを目にしました。この拡幅は堤体の断面積を増やすのに合わせて行われたもので、以前の堤防部分と拡幅された堤防部分のうち、拡幅された側の江戸川側が沈下し、それが舗装面のひび割れとして表れているようにも思えます。拡幅した側の施工時における転圧不足か、他に原因があるか・・。
 いずれにしろひび割れの部分から水が浸入した場合、以前の堤防部分と拡幅された堤防部分の構造的一体性を損ねます。一部、舗装の補修した部分も見られますが、江戸川河川事務所には早急にひび割れの補修を願いたいところです(舗装の施工方法も下部の堤体の新旧の接合部分に水が浸入しないような工法の選択が)。

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