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東京藝術大学正門再生プロジェクトの現状 [3. 記事]

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 東京藝術大学のWebサイトを通して「東京藝術大学正門再生プロジェクト」を知ったことを先のblogで書きました。そしてそして東京藝術大学大学美術館で開催の「呼吸する彫刻」退任記念 北郷 悟 展などを見るのとあわせて、正門の現況を見ました(詳細は東京藝術大学正門再生プロジェクトのWebサイト参照)。
 東京藝術大学のオリジナルの正門及びその周辺はレンガをモルタルで結合したレンガ積の構造です。そしてモルタルは排気ガスなどの影響で中性化し、強度が低下します。この再生プロジェクトでは門柱の中心に鉄筋コンクリート製の柱を構築し、その周囲に以前の正門で使用されていたレンガを取り付け、強度と歴史的外観を両立させようとするものです。正門部分は上の写真のように既に再生されていましたが、その周辺のレンガの柱はモルタルが欠損し、レンガも欠けている状況で両端の柱は応急措置の鉄製の補強材が取り付けられていました。美術学部の旧正門の門柱も補強材が取り付けられた状態でした。
 お志のある方、再生プロジェクトへの協力、よろしくお願いします。

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■ 美術学部の旧正門
 11月16日に東京藝術大学へ行った時は美術学部の旧正門が開いていて門柱に暫定処理の補強が施されていました(2014年に撮影したものを比較のために掲載)。旧正門の後ろに写るのは2018年にオープンした国際藝術リソースセンター(IRCA)とリニューアルオープンした附属図書館・増築棟です。

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2019年11月撮影

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2014年6月撮影

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「想起の力で未来を:メタル・サイレンス 2019」(2019年10月18~11月17日、旧博物館動物園駅 駅舎):ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2019-11-13
「「呼吸する彫刻」退任記念 北郷 悟 展」(2019年11月7~17日、東京藝術大学大学美術館)他:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2019-11-18
日建設計 / 中本太郎・石原嘉人・萩原裕加による、東京・台東区の、東京藝術大学の施設「国際藝術リソースセンター(IRCA)」 | architecturephoto.net
https://architecturephoto.net/65226/
東京藝術大学 | 東京藝術大学国際藝術リソースセンター(IRCA)竣工・附属図書館リニューアルオープン記念式典を開催(9/5)
https://www.geidai.ac.jp/news/2018091970157.html

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