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「宮崎学 イマドキの野生動物」(2021年8月24日~10月31日、東京都写真美術館) [展示会、セミナー、博物館等]

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東京都写真美術館の2階のエレベーターホールの撮影可のパネル

 10月3日のNHK Eテレの日曜美術館で「アニマルアイズ〜写真家・宮崎学〜」が再放送されました。9月26日のNHK Eテレの日曜美術館アートシーン「宮崎学 イマドキの野生動物」(2021年8月24日~10月31日、東京都写真美術館)の開催を知り、ギャラリー イー・エム西麻布桑原史成写真展「MINAMATA」を見た後、広尾駅で乗車して恵比寿駅で降車し、東京都写真美術館へ行きました。
 宮崎氏のセンサーを活用した撮影手法に反対の声のあった時代、「対象となる動物に人間の存在が負担を与えないように望遠レンズを使用しているけれど、迷彩テントに隠れての撮影等は動物に負担を与えるのは明らか・・。素晴らしい撮影方法を開発された!」となったことを思い出しました。展示の写真をみながら「宮崎氏の撮影方法でないとこの動物の姿は撮れない」を再認識しました。会場では映像作品3本も流されていて、出口近くの部屋で流されている映像は閉館時間の制約で全ては見られませんでした。全ての映像を見るのに30分くらい見込むのがよさそうです。
 出口近くには宮崎学氏の撮影機材の一部が紹介されていて「低い位置に置くからファインダーを覗いての撮影はできない」と一眼レフのペンタ部分をカットした機材等を見て、デジタルカメラにステップアップリングなどを付加して撮影領域を拡大する軽改造(『現代道具考』に掲載)をしてきた私、「これは真似できない」となりました。改造された撮影機材を見るのも勉強になります。

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