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「アンのゆりかご―村岡花子の生涯」 [本と映像・音楽の話]

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 NHK Gで2014年3月31日から放送された連続テレビ小説「花子とアン」、今年、再放送されています。2014年のblogNHK放送博物館を訪れたことを書きましたが、その時、村岡花子氏がラジオでお話された時の放送設備の展示を見た記憶があります。
 村岡恵理 (著)「アンのゆりかご―村岡花子の生涯」(2011年、新潮社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目にし、ページを開いて目次を見て「「花子とアン」の原作となる本・・」と気づき、興味が湧いて入手しました*(税込110円)
 本書についてWeb検索する中で、東京都大田区中央に1991年からあった赤毛のアン記念館・村岡花子文庫は2014年に閉じ、2015年4月14日に東洋英和女学院六本木校地 本部・大学院棟1階ロビーに「学院資料・村岡花子文庫展示コーナー」としてオープンしたことを知りました。
 L. M. モンゴメリによる「赤毛のアン」、孤児院から男の子を養子に迎えること決めた兄妹のところに女の子がやってきて・・、という話であることは漠然と知っているのですが、その小説は、まだ、読んだことがありません (^_^; また、2006年のblogでドストエフスキーの「罪と罰」を読んだ後、その影響から立ち直るのに数日要したことを書きましたが、15, 16歳のその時以来、「小説による精神的影響を避けよう」と読む必要がある時を除いて小説を読むことを避けてきた私がいました。なお、「アンのゆりかご―村岡花子の生涯」はプロローグの「戦火の中で『赤毛のアン』を訳す」から読み始めて「日本の歴史の一断面を伝える大切な本・・」と感じることになりました。


*:住処に帰ってからWikipediaで「花子とアン」が「村岡恵理(花子の孫)『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』を原案に、フィクションストーリーとして中園ミホの書き下ろし脚本にて制作。」を確認しました。

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