SSブログ

2021年7月24日 21:44の月 [天体観察(デジスコ 他)]

P1000290-20210724s.jpg

 7月24日21:44の月をLumix DC-FZ85(Panasonic)で撮影しました。雲に隠れていましたが、しばらく待って、完全に雲から抜けて姿を見せてくれたところで撮影しました。

nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

「建築施工現場「学」―作業所長の体験メモ」 [本と映像・音楽の話]

P1280304-20210112s.jpg

 7月23日 8:15から放送のNHKスペシャル東京リボーン (6)「国立競技場 試練のスタジアム」を興味深く見ることができました。
 私が建築に関心を持つようになったのは母方の祖父が大工だったこともあると思います。小学校の高学年から中学生の時、住宅の図面をよく描いていました。家庭の状況から「(自分が自分であるために)家を出て生きられる術を身に着けた方がよい」があり、「建築学科より電気工学科の方が時代のニーズに」と考えて電気工学科で学びました。ただ、なぜか、製造業ではなく、ゼネコンといわれる企業に就職しました。2年間の建設現場に関する業務の後、「コンピュータ関係の知識があり、プログラムが書ける」という理由(たぶん)で技術開発の部署に異動となり、建築、土木、原子力分野など、様々な技術開発に携わることになりました。そして昨年12月のblogで書いたように3年間の宇宙開発事業団(NASDA)への出向の後、早期退職しました。
 出口晴洪(著)「建築施工現場「学」―作業所長の体験メモ」(1983年、彰国社)をBOOKOFF 埼玉三郷店で見つけました。ページを開いてそこに書かれた内容のわかる私がいることを発見し、懐かしくなって入手しました(新人研修で現場に配属され、最初に困ったのがそこで交わされる専門用語がわからないことで「建築用語辞典」の類(書名は記憶の彼方)を休日となって即、入手して勉強しました)。(税込520円が50% OFF)
 本書の発行は1983年で、その後の建設バブル時代に現場数をこなすために大量に新人を採用し、十分な経験のない施工管理者をつくってしまった建設業界、「その影響は・・」と気にならないといったら嘘になります。ただ、上記のNHKスペシャルを見ながら「建設について何が解説されているかわかる」という私自身を確認するとともに「計測技術の発達やコンピュータを利用した施工管理の領域の拡大に対応できる人材が育っているんだなあ」と気づかされました。

続きを読む


nice!(16)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー