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「看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく」 [本と映像・音楽の話]

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 NHKスペシャル「看護師たちの限界線〜密着 新型コロナ集中治療室〜」を見た時、看護師の皆さんに頭が下がる気持ちがし、「仕事は義務感や責任感だけでは継続することができない」*を再確認しました。そして5月20日のクローズアップ現代+「“新人”看護師の奮闘・コロナ禍の逆境に挑む覚悟」を見て感謝の気持ちで一杯になりました(*:2018年のblogで義務感・責任感だけでブラックな環境で仕事をしていたことを書きましたが、その当時のことが思いだされます)。
 小林美希(著)「看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく」(2011年、アスキー・メディアワークス)をBOOKOFF 豊田朝日店を入手しました。そして読んでいて辛い気持ちになり、そのような状況にありながら使命感から看護の仕事に携わっている方々に感謝の気持ちで一杯になりました。本書が指摘する様々な問題に対してどのような改善がなされているか、看護の現場を知らないため、わかりませんが、組織が容易に変わらないという面も若干、知っているため、本書の発行から10年を経ないでCOVID-19渦に巻き込まれたことを考えると・・・(税込110円)
 5月23日 21:00よりNHKスペシャル「パンデミック 激動の世界 (10)「迫る“介護崩壊” 新型コロナで揺れる老後」が放送されます。

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