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「DNAとの対話―遺伝子たちが明かす人間社会の本質 」 [本と映像・音楽の話]

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 NHKの5月27日のニュースで新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンの開発につながる技術を開発されたカタリン・カリコ博士のことを知りました。そして同日のNHK クローズアップ現代+「新生ワクチンは世界を救うのか!? 開発の立て役者・カリコ博士×山中伸弥」を見ました。また、昨年12月24日の朝日新聞社の論座「コロナの革命的ワクチンを導いた女性移民研究者」で カリコ博士が紹介されていたことを知りました。
 これらのニュース等に接し、カタリン・カリコ博士が厳しい研究環境にありながら研究を続けてこられてきたことに対して感謝の気持ちで胸が一杯になりました。
 「DNAとの対話を通じ、世界的に著名な分子生物学者が生命と人間社会の本質に迫る、注目のポピュラー・サイエンス。」と内容紹介される Robert Pollack (原著), 中村桂子/中村友子(訳)「DNAとの対話―遺伝子たちが明かす人間社会の本質 」(1995年、早川書房)が積読の山の中にあります(BOOKOFF 豊田下林店で入手)。分子生物学を理解できない私の頭の構造を少しでも変えたくて入手したものです。(税込210円)
 本書にメッセンジャーRNAについても書かれていて、カリコ博士のことを知ったことから「少しでもいいからニュースの内容を理解できるようになりたい!」です。

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