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FinePix HS50EXR、『CP+2013』開催前日に国内発表 [2. 道具(カメラ)]

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世界最速0.05秒の超高速AFであらゆるシャッターチャンスを逃さない! 超高速ロングズームデジタルカメラ「FinePix HS50EXR」新発売 ニュースリリース 富士フイルム
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0743.html
HS50 - FinePix HS50EXR 富士フイルム
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/s/finepix_hs50exr/index.html?link=newsrelease

 FinePix HS30EXRの後継機となるFinePix HS50EXRが国外で発表されたことを以前のblogで書きましたが、ついに「2月23日より発売」としてFinePix HS50EXRが1月30日、発表されました。1月31~2月3日に開催の『CP+2013』の前日に発表ということは当然、FinePix HS50EXRがFUJIFILMのブースに並ぶということでしょう (^_^)

 「早く現物に触れてみたい!!」

■ 超望遠
 HS50EXRの特長となる「新開発のフジノン光学式42倍(24mm-1000mm)マニュアルズームレンズ」というのは『望遠○○』としては気になるところで、下記の謳い文句に対して「実際どのような絵を見せてくれるのかな」です。また、1.7倍のテレコンバージョンレンズTCON-17と組合せて35mm判換算1,700mmの超望遠を早く試してみたい気分です (^_^;

・ 17枚構成のレンズのうち、15枚の両面にスーパーEBCコーティングを施すことで、ゴーストやフレアを軽減。逆光などの厳しい撮影条件下でもクリアな画像が得られます。

■ AF、MF
 HS30EXRのAFではピントが背景に合ってしまい、MFを使うこともありましたが、EVFや液晶モニターで表示されるピントの状態はわかりやすいとはいえません。これに対してHS50EXRは下記の特長があげられ、AFに対する不満の低減やMFの操作性の向上が期待されます。また、HS30EXRのフォーカスリングはボディに近い位置にあり、操作性が今一でしたが、HS50EXRのフォーカスリングはボディから少し離れた位置となり、その操作性の向上も期待されます。

・ センサー上に位相差画素を配置することで世界最速0.05秒の高速AFを実現しました。最高峰の高速AFを実現する新開発「EXR CMOS II」センサー(1600万画素、1/2型)と、従来比2倍以上の処理速度を実現した画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」を搭載
・ 裏面照射構造のセンサーを採用することで、明るいF値での撮影時など入射角の厳しい条件でも位相差画素に十分な光を集めることができ、高精度なAF合焦を実現します
・ 被写体のコントラストが高い箇所の輪郭を強調して表示するフォーカスピーキング機能を搭載。被写体を4倍まで拡大しながらピントを調整でき、快適なマニュアルフォーカシングが可能です

■ 液晶モニター、EVF
 HS30EXRの約46万ドットのマルチアングル液晶モニターから、HS50EXRでは約92万ドットのバリアングル式液晶モニターとなり、HS30EXRでは不可能だった自分撮りにも使えるようになりました。また、表示画素数の増は液晶モニターを用いてのMF操作性の向上も期待できます。
 高精細電子ビューファインダーはHS30EXRと同じ約92万ドットですが、HS30EXRのEVFは表示対象によって白っぽく感じる場合もあるため、同じものかどうか、少し気になります。

■ 操作性
 HS50EXRはマルチアングル液晶モニターの採用で、HS30EXRのショートカットキーとして使えるファンクションボタンはなくなり、新たに設けられたQボタンで使用頻度の高い撮影メニューを呼び出し、ISO感度、ホワイトバランス、フィルムシミュレーションなどの撮影時の画面設定を一覧で表示し、十字キーで選択してコマンドダイヤルで設定する方法に変わりました。

■ 寸法・質量、バッテリー寿命
 HS30EXRに対するHS50EXRの寸法、幅と高さは若干の増ですが、ズーム倍率が増えたことから奥行きが約20mm増えています。そして質量は121gの増。バッテリー寿命(CIPA規格)はHS30EXRの約600枚からHS50EXRでは500枚に若干、減りました。高速処理のプロセッサーなど、消費電力増の要因が多いのが理由と思いますが、500枚撮影可能であれば一般的な用法には充分な枚数です。

[FinePix HS30EXR]
本体外形寸法:(幅)130.6mm×(高さ)96.6mm×(奥行き)126.0mm
撮影時質量:約687g(付属バッテリー、メモリーカード含む)

[FinePix HS50EXR]
本体外形寸法:(幅)134.9mm×(高さ)101.3mm×(奥行き)145.9mm
撮影時質量:約808g(付属バッテリー、メモリーカード含む)


 FinePix HS50EXRを発売直後に入手することはないと思いますが、たぶん、いずれ・・ (^_^;


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FUJIFILM X20他の発表とFinePix HS50EXRのこと:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2013-01-09
カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2013
http://www.cpplus.jp/

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うえいぱうわ

これはまた楽しみな進化ですね。
時間の関係で会場に行けそうに無いのがちと心残りです。
by うえいぱうわ (2013-01-31 01:03) 

robotic-person

>うえいぱうわさん、
35mm判換算1,000mmの望遠はCOOLPIX P510 (後継機のP520も発表)と同等となったこともうれしいですが、AF、MFの進歩に大きく期待してしまいます (^_^)
by robotic-person (2013-01-31 08:07) 

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