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インターネットとジャーナリズム [科学技術とジャーナリズム]

 「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というのは映画「スパイダーマン」の中のセリフ。不特定多数の人に対して発言できるのは新聞、ラジオ、テレビといったマスメディアの「大いなる力」ですが、インターネットの普及で誰でもインターネット上の不特定多数の人に発言できるようになりました。インターネットの世界に限定すれば、個人が「大いなる力」を手に入れたのに等しいですが、責任に無自覚と思われる事例があとを絶ちません。インターネットの世界が実社会に対しても影響力が大きいことを考えると、マスメディアに所属する人と同様にインターネット上で表現する個人にもジャーナリストとしての責任が伴うことを自覚する必要があると思います。
 1999年3月に刊行の『情報倫理学研究資料集I』の中でアメリカの専門ジャーナリスト協会倫理綱領(1987) (http://www.fine.bun.kyoto-u.ac.jp/tr1/03tutiya-journalists.html)で紹介されています。しかし、2005年3月末に新聞報道の週刊朝日が武富士から5000万円のお金を受け取った件に対するマスメディア業界の批判の曖昧さを読むと、日本のマスメディアの倫理感がグローバリゼーションからほど遠いところにあることを痛感します。また、記者クラブの存在も・・・。
 上記の専門ジャーナリスト協会倫理綱領を規範としてこのblogを続けたいと思います。


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