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「THE LAST GIRLーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語」 [本と映像・音楽の話]

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 6月10日のことですが、BBCニュースで「アフガンで地雷除去中の英NGOスタッフ10人射殺 ISが犯行声明」(2021年)が報じられました。18年程前と記憶しますが、地雷と地雷除去ロボットについて短い文章を書いたことから、現在も地雷については無関心ではいられません。8月18日のYahoo!ニュースの現代イスラム研究センター理事長の宮田律氏による「そもそもタリバンとは? イスラム専門家がイチから解説 ISやアルカイダの関わりも」と題する解説を読みながら、8月16日、アフガニスタンで反政府武装勢力タリバンが首都カブールに進攻し、政府に対する勝利を宣言をした後のアフガニスタンについて考えさせられています。
 "The Last Girl: My Story of Captivity, and My Fight Against the Islamic State" を通して過激派組織「イスラム国」(IS)の性奴隷とされた体験を実名で告発し、2018年のノーベル平和賞を受賞されたNadia Murad (原著), 吉井智津(訳) 「THE LAST GIRLーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語」(2018年、東洋館出版社)をBOOKOFF 16号柏店で目にし、「読むのは辛いけれど読まなければ・・」で入手しました。
 上記のようにISも活動しているアフガニスタン、国としての将来がとても心配です。せめて中村哲先生の取り組まれてきたことの価値を理解し、それを推し進める人物がでてくれれば一縷の希望のようなものがあるのですが・・
(税込520円→税込110円)

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