SSブログ

池田 俊雄 (監修)「活断層調査から耐震設計まで」 [本と映像・音楽の話]

P1220377-20200522s.jpg

 技術関係の専門書、「新刊のあの本、すぐ入手しなければ」を除いて、神田神保町の古書店街明倫館書店で、まず、探すのが常でした。その中で「こんな本もあるんだ (^_^) 」という発見を楽しんでいました。新型コロナウイルス感染症への対応として緊急事態宣言が出され、明倫館書店も4月15日より5月末まで店舗営業を自粛されていました。そんな中、BOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店の書棚で「我が社技術陣の総力を結集 株式会社ダイヤコンサルタント*」という帯を付けた池田 俊雄 (監修)「活断層調査から耐震設計まで」(2000年、鹿島出版会)が目にはいりました。「活断層の書籍は多数ある。また耐震設計の本も数多く出版されている。しかし地震の源である活断層から、地震波の地盤中の伝播、地表面での震動、さらに構造物がこれらを受けてどのように挙動し、これに対応して耐震設計をどのように行うかまで、通して記述された本は見当たらない。(略)」という「まえがき」に惹かれ、入手しました。
 私が住む江戸川流域などは川の流れで運ばれた土砂によって断層が覆い隠され、外観から活断層の位置を知ることはできません。以前、ある展示会の土木研究所のブースだったと思いますが、質問し、そのような場所の活断層の調査も行うというお話を聞いた記憶があります。そのことを思い出しながら本書を読んでいます。
(税込520円)

続きを読む


nice!(18)  コメント(0)