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日野三十四(著)「トヨタ経営システムの研究 ― 永続的成長の原理」 [本と映像・音楽の話]

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 amazonで洋書のバーゲンを見ていて"Inside the Mind of Toyota: Management Principles for Enduring Growth"が目に入り、著者がSatoshi Hinoとあり、日本で出版された本を英訳したものであるのに気付きました。そこでその原著の日野三十四(著)「トヨタ経営システムの研究―永続的成長の原理」(2002年、ダイヤモンド社)の中古品をamazonで入手しました。
 以前のblogで学生時代、アルバイトで着ぐるみなどとともに、ある製造業のグループ企業で働く人達に対する講演会の受付をしたことを書きましたが、ある製造業とはトヨタ自工のことで夕刻から始まるQC活動の講習会の受付をし、「受付を終えたら講演を聴講していいよ」ということで聴講し、QC活動を知ることになり、それが経営工学の分野への関心となりました。
 就職後、神田神保町の古書店街で以下の本を入手したり、勤務先の企業がデミング賞受賞を目指して活動しはじめた時は技術開発の実務を一時外れ、本部の品質管理活動を担当する次長の下で働くことになりました(「品質管理の知識」のWebサイトの「デミング賞の問題点」で指摘される「デミング賞の受審に際しての問題点」は私も感じました)。そして先のblogのように後に筑波大学東京キャンパスで経営システム科学を専攻することになりました。
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって世界は経済危機にも曝されています。そのことを考えながら「トヨタ経営システムの研究 ― 永続的成長の原理」を読むことも意味があるように思えます。

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