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「東電帝国 その失敗の本質」 [本と映像・音楽の話]

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 「地域独占企業として成長し、政治献金と天下りポストの提供などで、政官産の複合体をいち早く作り上げた東京電力。原子力発電の開発が主力となるや学界とマスコミをも巻き込み、「原発安全神話」を作り上げていく……。福島原発の事故により、次々と明るみに出ている東電の「驕り」。歴代経営者の「失敗の本質」は奈辺にあったのか——。長く朝日新聞で担当記者を務め、電力中央研究所顧問に転じた筆者だからこそ書ける内幕を緊急刊行します。」と内容紹介される 志村嘉一郎 (著)「東電帝国 その失敗の本質」(2011年、文藝春秋)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 東日本大震災前、東京電力が「オール電化」で旗を振っていたことを忘れることはありません。住処の集合住宅は電気幹線のサイズから可能な契約アンペアが最大50Aで、「オール電化」した場合、機器の使用に制約を受けること、そしてリスクマネジメントの観点から「ガスをやめて電気に一本化するのは危険」という考えから「煩い営業活動」と無視しました。ロシア軍のウクライナ侵攻によるエネルギー高騰により、寒冷地では冬の電気代が1月10万円を超えるケースもあることが報じられています(資源エネルギー庁)。
(税込110円)
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文春新書『東電帝国 その失敗の本質』志村嘉一郎 | 新書 - 文藝春秋BOOKS
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166608102
ひと月の電気代が10万円超え!?オール電化住宅の電気代を考える|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/denkidai.html


東電帝国 その失敗の本質 (文春新書)

東電帝国 その失敗の本質 (文春新書)

  • 作者: 志村 嘉一郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/06/20
  • メディア: 単行本



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