太平洋戦争下のラジオ放送 [本と映像・音楽の話]
神田神保町の明倫館書店で先日、入手した本に竹山昭子著『史料が語る太平洋戦争下の放送』(2005年、世界思想社)と『太平洋戦争下 その時ラジオは』(2013年、朝日新聞出版)があります。日本の報道の歴史は関心分野であること、また、昨年のblogで紹介のように初めて昭和館*へ行き、玉音放送を聞いたことがこの2冊の入手につながったと思います。
戦争に関わる映画は嫌いなため、『日本のいちばん長い日』(1967年)は見ていませんが、その中で玉音放送の録音盤を奪って放送を中止しようとするクーデターの試みが描かれていることは知っています。これらの本を通して戦中のラジオ放送がどういうものであったか、垣間見ることができた思いがしました。
竹山昭子氏へのインタビュー記事としてNHK放送文化研究所の『放送研究と調査』の2011年12月号、2012年1月号で『戦前・戦中・戦後を通してみた体験的放送史』が前編・後編として掲載されていることを見つけました。
* : 昭和館では特別企画展『空襲とくらし~そのとき、人々は・・・~.』が7月26日~8月31日の間、開催されています。
【追記】
戦時中は新聞、ラジオとも戦争関係の報道ばかりと聞きました。
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昭和館:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2013-08-11
「終戦の詔書」原本の特別展示(8月12~30日、国立公文書館):ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2013-08-15
NHK放送文化研究所
http://www.nhk.or.jp/bunken/index.html
生活時間調査 NHK放送文化研究所
http://www.nhk.or.jp/bunken/yoron/lifetime/index.html
〈放送史への証言 〉 竹山昭子さん(放送史研究家)
戦前・戦中・戦後を通してみた体験的放送史
前編:『兵に告ぐ』から『玉音放送』へ (放送研究と調査 december 2011)
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/report/2011_12/20111204.pdf
〈放送史への証言 〉 竹山昭子さん(放送史研究家)
戦前・戦中・戦後を通してみた体験的放送史
後編:『兵に告ぐ』から『玉音放送』へ (放送研究と調査 Junuary 2012)
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/report/2012_01/20120103.pdf
日本のいちばん長い日 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E9%95%B7%E3%81%84%E6%97%A5
【自作再訪】半藤一利さん「日本のいちばん長い日」 歴史の「ウソ」常識で判断+(1-4ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140526/art14052609000002-n1.htm
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